真夜中、私に向かひて

そういえば、自己紹介がまだでした。 私、一ノ瀬奏(いちのせかなで)と申します。 もちろん、本名ではありません。 ですが、本日は私の気持ちを、心ばかり晒け出そうと考えたのです。 あまりに突然の思いつきでございまして、言葉もまとまらず拙いわけではございますが、少々お付き合いを。 私、とても気にしいなのです。 他人の目、他人の期待、他人の言葉、他人の顔色。 私は、それらにぐらりと揺らされてしまう。
一ノ瀬奏
一ノ瀬奏
いちのせ かなで(Ichinose Kanade)と申します。 創作の源泉は教室に響く乾いたチョークの音とどこか遠くから聞こえる先生の声。 そんな贅沢なBGMを拵えて、本来「有意義」と言われるべきだった時間に「無意味」をつらりと重ねること、それが私にとって何よりの至福でございます。 私の奏でる不協和音が退屈極まりない日常に、「ふっ」と鼻を鳴らして笑ってしまう、どこか間の抜けていて、でも確かにそこにある「ズレ」をお届けできれば幸いです。 もっとも、私の旋律が顔も名前も知らない貴方のお耳に馴染むかどうかは保証致しかねますが。