窓際の席
教室の扉を開け、ゆっくりと窓際に歩いていく。
まだ早い時間。野球部がグラウンドで朝早くから練習していて、教室にはまだ数人しかいない。
重々しいバックを投げるように置く。
肩の荷が降りたことへの安堵と、これから始まる1日への憂鬱さにため息をつく。
バックを横にかけ、欠伸を噛みころしながら深呼吸する。
この席はいい。こうやって息を吸うだけで、冷たくて新鮮な空気が脳を洗ってくれる。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/9/28 15:17
最終編集日時: 2025/9/29 9:41
一般人A
文才0の学生です