ぼくはいぬ。 #1
ぼくがいつものように、他のお友達のいぬたちと遊んでいると、いつもごはんをくれて、シャンプーをしてくれる店員さんが、ぼくの頭を撫でてぼくを抱き上げた。誰かに抱っこされるのは、あったかくて、幸せで、嬉しくて大好き。
ぼくは腕の中に収まって、店員さんの頬をぺろりと舐めた。
「よかったね、あなたのお家がみつかったよ。」
店員さんはそんなことを言いながら、ぼくを抱いたままてくてくと歩いていく。店員さん、どこにいくの、お友達おいてきちゃったよ。僕はくぅんと鳴いた。
ぼくは箱の中に入れられた。いつも、ドッグランに行く時に入っている。今日も、ドッグランにいくのかなぁなんておもったけど、首にひもがつけられてない。どこにいくんだろう。ぼくは網のすき間から外の様子を見ていた。
しばらく経つと、ぼくの入っている箱が動いた。そして温かい風が入ってきて、ぼくの毛を揺らす。そして見たことない青い車にのせられた。ぼくは急に怖くなって、くぅん、と何度も鳴いた。ぼくの知ってる店員さんがいないよぅ。お友達もいない。寂しいよぅ、怖いよぅ。ぼくはきゅうと喉を鳴らした。ブルルン、という音と一緒に車が発車した。
「いまから新しいお家にお引越しだよ。」
ぼくの耳に、聞いたことのない人の声が響く。ぼくはいつもと全然違う状況が怖くなって、小さく丸くなった。
車が止まると、ぼくの箱も動いた。見たことのないドアの先に、綺麗な家が広がっていた。ふわふわの地面に箱が置かれると、ぼくの目の前にあった網も開けられた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2024/11/8 14:28
い⃟ち⃟ご⃟ラ⃟テ⃟
どうも、!高校生やってます
少しでも面白いと思ってもらえるように、頑張って小説を創作してます、!
是非読んでくれると、嬉しいです!
※フォロバ期待できないと思います
フォローする際は私がお願いする場合あり
《完結》
「僕が描く一生の物語」
「正義の変貌の先、辿り着いた真実の絆」
「画面越しの君」
「期限付きの恋を君と」
2023 3/18 start