夜の学校

夜の学校
『学校の怪談』『学校の七不思議』ってありますよね。あれって怖い話じゃないですか。でも、話なので作り話かもしれないですよね。 そう考えた時、なぜ怖くしてしまうのか。もしかしたら幽霊たちがすっごく面白いかもしれないですよね。陽気な幽霊だったり、真面目な幽霊だったり。様々な幽霊がいたって僕はいいと思ってます。全てが怖い訳じゃない。 見えないモノが怖いとは限らない。そんなところにスポットライトを当てたそんな話です。 第一話『夜の学校』 僕の名前は幽気陽輔。ふつうの小学五年生だ。 僕はクラスの中で目立ちものではなく、どっちかというと教室の端のほうで絵を描いているような奴だ。そんな僕がある日、友達の恒星君に話しかけられた。[なぁ陽輔。今日の夜さ、俺と雄太とお前で学校に忍び込んでみないか?][え?嫌だよ。夜でしょ?僕寝てるよ?][いいじゃんかよ。な?な?]僕はしつこく誘われた。恒星君はクラスの中で人気者だ。雄太もどっちかと言うと明るい方だ。 そんな二人に誘われて、僕は断る事が出来なかった。なぜなら僕も正直夜の学校に行ってみたかったからだ。 [分かったよ。今日だけだよ?][サンキューな陽輔!じゃあ今日の10時正門前集合な]僕はやってしまった。その場のノリでついつい行くって言ってしまった。親にバレたら最悪の事態を招くことになる。ちょっと、いや結構まずいと思ってしまった。僕の悪い癖だ。でも行くと言ったなら断れない。だから僕は決めた。行くと!
Amaterasu
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初めまして!Amaterasuと言います! 面白いと思って頂ける小説を投稿していきたいと思ってます!よろしくお願いします!