サイダーブルーは君の色だ。
サイダーブルーは君の色だ。青は遠い色だと知りながら、それに喩えた。
今更、透明な青さが鮮明になっていく。
例えば、思い出の君が一つも違わず描けたら。そんなことをいつも考えている。
枯れた桜の並木道に、無人駅のホームに、高架橋を抜けた道の先に。
記憶が多重露光のように淡く日常を彩っている。
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文字数: 150
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2021/12/5 6:07
夜ヶ咲
ファインダーの向こう側、ずっと君を探している。/140字小説とその下書き
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