死にたいと思った私へ

死にたいと思った私へ
私は、過去を消したいと何度も思った。「こうじゃなかったらよかったのに。もっとこうだったらこうはならなかった。」たくさん思ったし、これからもきっと思うのだろう。 過去を消すことはできないけれど、過去を消す必要なんてないのだと思う。過去があるから今の自分がある。 私は、自分のことが嫌いだ。でも、自分のことが嫌いなら、自分を好きになる努力をすればいいし、自分を愛せないなら、愛してくれる人と一緒にいればいい。周りに頼らずに生きることなんてほぼ無理で、生まれたときから周りの人々に助けられて生きている。だから、いつか周りの人々を助けられるような人間になれたら、それでいい。 明日が来るのが不安で怖い。毎日そう思って、毎晩泣いていた。この長いようで短いような時が過ぎて、もう4年半が経つ。死にたくても死ねない、生きるのが苦しいのに逃げ場が見つからない。心が崩壊しても、動けなくなっても、ずっと苦しみと闘い続けてきた。 それでもこの1年間は何もできなくて、寝て起きて、ご飯を食べて、寝て起きての繰り返し。12時間以上寝続ける日もあれば、3時間くらいしか寝れない日もあって、寝れない日が続きすぎると今度は寝すぎてしまう。 毎日朝起きて、仕事に行って、帰ってきて、夜眠る。3食ご飯をきちんと食べて、軽く運動をする。歯を磨く、お風呂に入る、片付けをする。 簡単なようで簡単じゃなくて、当たり前なんてものはないんだなと改めて感じた。 何もできない自分を責めて、さらに自分を追い詰めた。
mio
mio
はじめまして、mioです。 誰かの心に届きますように。