絶望の春

春。新たなスタートを連想させる季節。私には煩わしいもの。 「…っち。」 浅川ねお(16) この春から通う女子高。行きたくもないのに勝手に決められた。中学生の時にサボり気味だったからか、はたまた父親の影響を受けているとでも思ったのか、女子だけの空間がいいと自己完結された結果だ。よりにもよってこんなお嬢様が通うような学校を選ぶなんて。 (ふざけんなよ…!) 教室へ行き、自分の席に座ると早々に隣のヤツに絡まれてしまった。 「…ねぇねぇ、隣の席の人?よろしくね!」 平穏に過ごしたい私は特技である愛想笑い付きの会釈で返す。多少マシな人間のようだった。孤立しないように仲良くすべきだと即座に判断する。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/9/9 10:36
白波
バトル系好きです。書けるかどうかは別として。