生きる目的
中学生の私には悩んでいること、相談したいことが誰にもいえなかった。病みアピだの、厨二病だの言われたくなかったから、でも心配されたい。死にたくないその一心で自分はネット内で自分を偽った
私がこの世からいなくなりたい。消えてしまいたいと考え出したのはおそらく中学入学した頃だ。家は貧乏でも裕福でもない平凡な、ただ父は離婚していないと言うくらいだけだった。そのため母は朝早くから夜遅くまで働いていた。私には兄弟がいる。姉、弟の2人だ。姉は一人暮らしをしていて弟は小学生だ。私が悩んでるのは親の私への態度や学校の友達のこと、先生のこと。家族は暴力暴言なんて当たり前。弟と同じ年齢の頃も自分はたくさん家事をしていた。弟は何もしないで私に暴力を振り、ゲームをしているだけ。母は怒らない。「あなたは女の子なんだから」「お姉ちゃんでしょ?」と勉強をしている私に言うくらいでした。また学校でも友達に嘘をつかれ人を信じるのが怖くなり、また先生は私をいじめた子を信じ、私がいじめたことになる。そのような状態が続いていました。私は辛く常にいなくなりたい。私なんていなかったら良かったんだと考えるようになりました。私は誰かに存在を認めてもらいたかった。私の存在を知ってもらいたかった。そんな気持ちからSNSのグループチャットで相談を聞いたりしたりするようになりました。私は心配してもらいたかっただけなのかもしれません。かまって欲しいだけだったのかもしれません。だから少し嘘も混ぜながら話をし、心配してもらいたかった、信用されて頼りになってもらいたいがために努力し、相談もたくさん聞く。なのに自分の意見は否定され何の役にも立てない。アドバイスすらできないそんな自分はやっぱり無能なんだそう考えていました。そのチャットにある人がいました(仮にAさんと呼びます)その人は自分の意見をしっかり話し、全部の相談をしっかり受け止め返していました。また、いくつかの相談にも同時に乗っていたりと、自分はAさんと自分を比べ始めてしまいます。でも尊敬はしていました。ですがその人がいる限り自分は必要とされないことが分かり初め、ただただ辛くなる一方でしたある日Aさんがついに辛くなり浮上減らすといいました。私は心配と嬉しさがありました。でもその時は喜びには気づいておらず、Aさんがいない分頑張らないとと考えていました。でもやっぱりAさんのようにはなれない勉強も相談乗るのも運動も何もできない。そう考えているとじゃあこの体から離れたらいいんだ。そう考えました。でも自分にはそんな勇気などなくでも心配されたい。ならネット内で心配されたらいいんだと考え始めました。そしてチャットでバイバイとだけ打ち死んた事にしました。そしたらみんな心配して戻ってきてとかごめんとかたくさん言ってくれた。それが嬉しく何度か同じようなことをした。でもそれがおかしいことだって気づいてからやめようとした。でも自分にはやめられないと感じ、そのチャットから抜けました。でもすごく後悔しました。そこで居場所があったのにそのチャットが無くなると途端に私の居場所はなくなるのですただそれだけが辛くすぐ戻りました。何がしたいのか分からなくなり、迷っていると戻ってきていたAさんの言葉を聞いて自分は変わらないとと考えました。彼は「みんなごめん。いなくて迷惑かけた分お詫びにたくさん相談聞く」言っていました。私はすごく驚きました私はたくさん嘘をついて迷惑かけていたなのにAさんは別に強制ではないことをしなかっただけで謝りたくさん相談を聞くと言いました。彼が発言するとすぐにたくさんの人が反応します。その時私は1番頼りになってもらえるのは、居場所を作れるのは自分らしく生きることだ。自分の得意なこと見つけて伸ばせばいいんだって気づきました。それから私は私みたいに悩んでいて辛い思いをしている子、私みたいな最低な選択をしなくなるような考えができるようになる人が1人でも増えることを願い、勉強し、精神科の先生になれた。私は相談した後のアドバイスは苦手だけど共感し、安心させてあげることはできる。そこを活かし私は生きていけている。私は生きる目的を見つけられたのだ。~完~
0
閲覧数: 17
文字数: 1737
カテゴリー: その他
投稿日時: 2023/3/1 11:35
紗倉
モチベアップのためにぜひコメントといいねお願いします(>人<;)また、投稿頻度はバラバラなので私の話気に入ってくださったらぜひフォローして欲しいです。暇だったらお題が更新される度にお話出したいなって思ってます!