人の順位と自分のプライド
スマートフォンは画面を光らせている。時刻はもう深夜だ。それでも下へスクロールをする。
寝られない。寝不足だ。かと言って寝たい訳でもない。クマのついた瞼を擦って、スマートフォンを投げた。
明日はきっと。いい日に。そう願って仕方なく瞼を閉じた。今日は心地よく眠れそうだ。
翌朝。眠い眼を無理やり開かせるように顔を洗い、朝食を食べていつも通り学校へ向かう。
学校にはカーストという否が応でも、そこに見えなくても、感じ取ってしまうヒエラルキーのようなものがある。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2021/12/9 14:57
最終編集日時: 2021/12/12 14:47
深潭 涅色
小説を書かせて頂いています。少しでも小説から、感情が伝わるように心を込めて、贈らせていただきます。