悪役令嬢とオタク女子入れ替わりました⁉︎

一章 入れ替わり 「よし今日こそ寝よう!今日こそ,,,グゴォ〜」私は杉山愛菜。15歳高校1年生だ。推し漫画にハマり現在読みまくっていたが寝落ちした。しばらくすると違和感を感じた。(ん?なんだ私のソファ?にしてはふかふかで心地い?それになんだかあたたかい。)目覚めるとそこは私の知ってる光景ではなかった。豪華な装飾にゲームやホテルで見たダブルベット。クローゼットもあってどう見ても私の知ってる部屋じゃない。そんな部屋にある一つに目が止まった。それは私の知ってる部屋に置いてあった鏡によく似た形をしていた。ベットから起き上がり私は少しずつ自分の顔を見た。そこには絹のような黒く長い髪に人を惹きつける海のような青い瞳の女性がワンピース型の寝巻きを着ていた。でも私はこの顔をよく知っていた。「え?セインレイ?」そう私は推し漫画の悪役令嬢シーマリアンヌ・セインレイに転生してしまっていた‼︎「え?嘘⁉︎これあの漫画の世界なの?しかもセインレイ?うっわ最悪だぁ〜」私は頭を抱えて酷い絶望感に襲われた。なぜならセインレイは美しいが性格に難があり、破滅フラグしか待っていないのだ。「どうにかならない⁉︎ってか!これ帰れるの?もしかしてすでに私死んだ?」そう焦っていると鏡から声がした。「イヤーーー‼︎これは一旦なんなのよ⁉︎」鏡を見るとそこにはダサいメガネに黒く長いボサボサの髪。着古したパーカー姿の私が写っていた。いや、正確には私の姿をした誰かだ。「え?私?…じゃないか。あなた誰?」「この無礼者!私が誰だかわかって,,わたくし⁉︎」「え?もしかしてセインレイ?」「そうよ!あなた私を知ってるのね!これはどういうことなのか説明なさい!」どうやら中の人はセインレイらしい。そして私たちは転生ではなく入れ替わりだったようだ。 2章 共生 私は状況が全く飲み込めなかった。しばらく沈黙が続く中、私の姿をしたセインレイが口を開いた。「つまりこれはもう戻れないかもしれないと言う事かしら?」セインレイもようやく落ち着き現状を理解した様子だ。そして私は一言口にする。「どうだろう?」こうなった理由はわからない。しかし私としては戻りたいが、解決策がない。非常に困った。「ねぇどうせ戻れないならこのまま生活してみない?」「え?,,,」私は戸惑ったがセインレイの子供のような好奇心の眼差しを後に「でも戻った方が…」と言うと「...」なぞの無言の圧に意見すらできず,受け入れるしかなかった。 「じゃあ決まりね」「でも私あなたみたいにはできない…」だって私は自信がない。今まで1人で過ごす日々、勉強だってできなければ、可愛いくもない。だから私なんて…そう思った時だった。「最初からそんなの求めてないわ。いいじゃない。あなたらしい私がいたって」セインレイは堂々と言うと私の心は少しだけ救われたようだった。「私は貴方の姿で好きにさせてもらうわ」「わかった。夜にまた話し会おう。」こうして私たちはそれぞれが、私らしいセインレイとして。 私らしい杉山愛菜として。 ともに共生すると誓った。 3章 悪女と王子
暇人JK
暇人JK
本当に暇です