神様になったあなた。

拝啓 静子殿 私ハ、三日後ノ一九四五年ノ四月九日ニ大日本帝国ノタメ、米国へ飛ビタッテ参リマス。 戦争ヲ、終ワラセマス。 貴方ニ出逢エテ幸セデジタ。 サヨナラ。 拝啓 太郎殿 貴方が飛び立ってからもう、八十年以上経ちました。 神様になられて散っていった貴方様はどうお過ごしですか? あの頃見れなかった桜を貴方が生きていれば一緒に見れたでしょう。
松ノ葉 時雨
ほんわかしている小説はほぼ書かないかと思われます。学生なので拙い表現などがあるかもしれませんが愛嬌で。