それは幸せじゃない

それは幸せじゃない
新しいチームに入って半年が経った頃、僕は気付いた。 初めてリーダーと出会った時、会話した時、なぜか親近感を覚えた。 それはなぜか。 それは、今のリーダーが、昔の僕と重なったからだった。 頼み事は断らず、相談も全て親身に受け付け、手伝いをいやな顔ひとつせずしてくれる。 昔の僕を見ているようだった。 そんな姿を見て、思った。 大変そうだな。疲れないのかな。 一歩間違えたら嫌われるだろうな。
冬華
冬華
書きたくなったら書きます。思うように、手の動きに任せて。 そんな作品でよければ、ゆっくり読んでいってください。