魔法をかけて
私に魔法をかけてください。
女の子として好きになってもらえたい
そんな私の願いが叶う魔法をかけてください。
誰もいなくなった教室で私はうずくまっていた。手の中にあるラブレターは、くしゃくしゃになって涙で濡れている。
私の人生初の告白は告白を終える前に終わった。好きだったクラスメイトは彼女ができたらしい。
涙を拭いながら私は思う。
私に魔法をかけてください。
彼に好きになってもらえるようにしてください。
2
閲覧数: 222
文字数: 500
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/7/25 2:30
実々
はじめまして!実々(みみ)です。
ファンタジーも恋愛もどんなジャンルも大好きな中学生です。
小説書くの初心者なので暖かく見守ってください。