奪死幻影物語⑦

奪死幻影物語⑦
第七話 運命 俺は泣いた。何度も何度も泣き続けたさ、 何もできずに永遠と火に炙り続けられる、そうして死をまつ。 この空間に閉じ込められた俺にはこんなにも少ない選択肢しか与えられない。 今思えば、歯車はあの山火事で狂い出してからもう止まること絶対になかったのだと思う。 あの夜、よ道で感じた謎のバチバチ音と見えてしまった謎の影、、、きっとあの瞬間、死を理解してなかった俺を地獄へと送くるための死神が生まれたのだろう。 あの女が、いや叔母さんが俺の母さんを殺したのも後からなぜかわかった。。。 俺を溺愛してくれていたおばさんは、俺の母さんが俺が登山に行くことを許したのが死んだ原因だと、母を責めていたのだ。精神的に参ってしまった叔母さんはついに母を手にかけたのだ。 俺の復讐の心と怨念は、生き霊となって夜の学校に現れ、多くの人々を殺した。
黒鼠シラ
黒鼠シラ
高校1年生の16歳です。 面白いかはさておき、話を書くのが好きですのでよろしくお願いします