「第4回N-1」 破裂音

小さな破裂音がした。 気がつくと、頬がかすかに熱くて、 汚らしい父の手形がそれを冷やしていた。 床に引かれた螺旋状の紅は、 呼吸よりも、体温よりも鮮やかに、 ぼくという人物を映し出していく。
有陽 へいか
有陽 へいか
こんにちは 有陽(ありひ)と読みます 高一です 絵が好きです