あの日、私達は消えていった 第一話
あの日、私達は屋上に立っていた。
何となくおったのだ、何故かと聞かれても私も分からない。
ただ、消えてしまいたくて、心がずっとそう叫んでいる。
私はただの普通の女子高校生だ。
だからこそ何も出来ない、普通の子。
『本当にいいのか、このまま終わってしまっても』
そう尋ねる彼女は私の空想上の友達でありもう一つの私の人格であるルナだった。
——彼女と出会ったのは私が小学三年生の時だった、心が壊れる寸前に生まれてきたもう一人の私自身。彼女のおかげでその時はまだ生きていく希望を少しだけ持っていた。——
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文字数: 1091
カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2024/10/16 13:34
最終編集日時: 2024/10/16 13:39
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
にゃの桜
本が好きで自分でも小説を書けるかなと思いアプリを入れました!
上手な事関係なく、楽しくやって行けたらと思っています!