[週刊]百足の唄 3

注意:この作品には、暴力的な表現、蟲が登場する可能性があります。耐えられる人のみ読んでください。  この訓練所に来てもう3ヶ月、父母からの手紙以外に何の楽しみもないまま、俺たちは最後の訓練へ挑む事になった。ああ、この3ヶ月がどれだけ長かっただろうか。どれだけ辛かっただろうか。だが、これで、長ったらしい訓練も区切りを迎える。  簡単に説明しよう、最後の訓練は『宝探し』だ。単なる宝探しではない。白い煙が立ち昇るフロアの中で機密文書に見立てたノートを手に入れるというものだ。フロアのあちこちから立ち昇る煙は毒ではないが、微量の睡眠を促す成分が含まれている。俺たちは、訓練所の教官が変わり新しく行われるこの訓練の実験台といったところだろうか。覚悟を決めて、俺たち訓練生はフロアのドアを開けた。
除草機1号
除草機1号
基本超短編を書きます。ストーリーは何となく決めます。新参者ですがどうかよろしくお願いします。