おまもりたち
うんとわたしのちいさいころ。
彼と一緒に、机の上へビー玉をばら撒いた。
小さな箱にぎゅうぎゅうにして詰めていたものを。
文字通りばら撒いたのだから、ビー玉は転がって、転がって、
止まるという言葉を知らないようだった。
ビー玉が床に溢れ落ちないように、
馬鹿みたいに机を回って回って、走って手で掬いに行って、
息が切れて、私が机にぶつかり、
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/10/18 1:40
歩道橋
しがない歩道橋です。通られる際に、眼下の作品を見ていってくだされば、と。