空き缶
彼女は決定的に欠落している。
人並みという言葉が適していない。
特別に何が特化しているわけという事ではないのだが。捨てられた空き缶のように。
緑には恋人もいるし友達もいる。
なのに何故だろう。いつも孤独感が付きまとう。
ある日の夕方、いつものようにふらっと恋人は現れる。年代もののワインを持って。
4
閲覧数: 56
文字数: 346
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/2/21 14:14
テディベア
詩を長年書いてます。詩では銀色夏生さん。小説では江國香織さんが好きです。あまり固苦しくなく、気軽に読めるものが好きです。