Novelee
N
Novelee
読む
発見
ログイン
メニュー
いのち
あのひとの手はあたたかくて、 それは「生きている」ってことなんだろうと思う。 命がひとつ目の前に当たり前のように立っている。 あたしは夕闇に浮かんで息づいているその素肌を見つめていた。 後ろに見える外灯や木々や花壇、 あのひとはそれらに少しも馴染むことはなくて、 驚くほど鮮明に力強く、形あるものとして、形ないものとして、 堂々と存在していた。
続きを読む
2
0
閲覧数: 18
文字数: 314
カテゴリー: その他
投稿日時: 2023/8/28 11:55
みかこ
お絵描きも手芸も好き。