弱者
川底に、ワニがいた。ワニは僕を見つめると、すぐに川の奥深くに潜った。何故なら僕が、鉄砲を持っているからだ。どこか遠くで、水鳥の鳴き声が聞こえた。水鳥はワニには敵わず、ワニもまた鉄砲には敵わない。そこに、上の人間には決して敵うはずがない自分の姿を重ね、僕は銃口をわずかに下げた。しばらく歩くと、河岸でワニが赤子を喰らっていた。
弱い者いじめは、良くない。
僕は、そっと銃口をワニへと向けた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/1/2 22:19
除草機1号
基本超短編を書きます。ストーリーは何となく決めます。新参者ですがどうかよろしくお願いします。