しあわせの味

しあわせの味
いつも通り起きて、いつも通り朝ごはんを食べる。 「ふつうが一番よ。」と笑う母の背中を見ながら、 僕はそれを退屈だと思っていた。 一方で、都会の人混みに飲まれながら 「これが夢だったはずなのに」とつぶやく友人がいる。 誰かの幸せは、誰かにとっての当たり前で、 誰かの当たり前は、誰かにとっての夢なのかもしれない。 それに気づいたとき、母の作った卵焼きを食ベて思った。
之助
之助
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