『未使用の感情』

第二章 帰り道、雨が降り始めた。 傘を持っていなかったが、少し走れば済む距離だ。 コンビニで買うほどでもない。そう判断し、足早に歩く。 駅から外れた細い路地に入ったとき、見覚えのない建物が目に入った。 小さな店だった。古いが、荒れてはいない。照明は点いているのに、人の気配がしない。 通り過ぎようとして、足が止まった。
獅勇
獅勇
はじめまして だいぶ下手ですが良い作品を書けるように頑張ります!