その一行を、私は知っている
自分の書いた言葉を、他人の作品の中で見つける。
不思議な感覚だった。
見覚えがあるのに、自分の名前だけがない。
たとえるなら、ずっと自分の部屋に置いていたはずのものが、ある日、他人の家の棚に飾られているのを見つけたようなものだろうか。
確かに自分はこれを知っている。
けれど、「私のものだ」と声を上げなければ、何事もなかったようにそこに置かれ続ける。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2026/8/30 21:43
宵依 (よい)
04(22)|元保育士
日常と記憶、ときどき空想。
こぼれ落ちそうな気持ちを、文章に。
エッセイ|詩|短編・連載小説
誰かの心に、ひとつでも残る言葉を。🌙