雷と光の絆〜兄妹をつなぐ勇気〜

春馬の言葉に、澪の瞳からぽろりと涙がこぼれた。 けれど、それはもう悲しみの涙ではなかった。 胸の奥で、確かな希望が灯っていた。 二人はしばらくそのまま静かに手を取り合い、やがて、囲炉裏の部屋の方から足音が聞こえてきた。 春馬の父と母が、湯飲みを手にして戻ってくる。 春馬の母 「……二人とも、話は済んだかしら?」
やみ
やみ
はじめましてやみです。空いている時間に作成してます。沢山の人が読んでくれると嬉しいです😊まだまだ初心者なので宜しくお願いします