[週刊]百足の唄 1

注意:この作品には、暴力的な表現、蟲が登場する可能性があります。耐えられる人のみ読んでください。 ......ああ、百足達の唄が聴こえる。百足の声が、煙の奥から響いている。  俺はメルカ。ただの百足だ。そんな俺は今、列車で戦地へ向かっている。きっかけは数年前、ミヌ大統領が大統領に就任した日まで遡る。最初は、彼はまともな百足に見えた。しかし就任から7ヶ月が過ぎた頃、ミヌは突然、隣国であるヤスデ王国へ攻め込み始めた。自分勝手な侵略者となったムカデ国に対し全蟲連は宣戦布告をし、数年が経ったということだ。  戦地に行かされることはとても嬉しいことではないが、その中でも良いことはあった。4人の親友と巡り会えたのだ。ミステリアスな思想家、ベレナクス、力持ちで勇敢な巨漢、ヘルバン、頭脳明晰な秀才、ベル、そして、10年の関わりがある大親友、ノレス。4人の親友と共に、俺は戦地へ向かった。
除草機1号
除草機1号
基本超短編を書きます。ストーリーは何となく決めます。新参者ですがどうかよろしくお願いします。