140文字小説+α その102 「目指せハードボイルド」
「俺がモテなかったのは、男らしくないからだと思うんだ。だから、ハードボイルドになる」
友人は、真っ直ぐな目で言う。
「で? 具体的にはどうするんだよ」
「そうだなぁ。とりあえず、梅干し1個で飯5杯いけるようにする!」
……うーん、ダメそうだ。
梅干しで白飯いっぱい食べるのは、ハードボイルドというんだろうか。
お年を召したおじいちゃんフードファイター、って感じがするんだけど。
俺の疑念をよそに友人は、更なるハードボイルド化計画を立てる。
「後は、冬には乾布摩擦をし、夏には滝行! そして、念仏を唱え、禅を極める! ああ、なんとハードボイルド!」
1
閲覧数: 41
文字数: 420
カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/2/23 1:45
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。
あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。
カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。