泥(仮
「人に雇われたくない」
私は小さい頃からずっと思っていた。
目立ちたがり屋で恥知らずという言葉がよく似合った。
人に指図されるのが大嫌いで親も先生も好きではなかった。そもそも大人が嫌いだったのかもしれない。
まあ、ひねくれてたのだろう。
友達が休んで1人になっても何も気にしなかったし、人と無言になって気まずいと思ったことはなかった。
そんな私が変わってしまったのはいつ頃だろう。
こんな性格ながら私の周りには友達がたけさんいた。私はすぐ驚くのでみんな面白がって私を驚かせた。そんなある日、普段は一緒にいない子に驚かされた。私は本心で驚いたが「今、気づいてたでしょ、」
と言われた。どうしてそんな風に見えたのだろう。私は気持ちに正直に驚いたのに何故か焦っていた。
その頃かもしれない。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2022/10/19 10:21
りょう
無