仮面ライダーアストラル 第一章 星影に立つ者
――夜空が裂けた。
夏の蒸し暑さが残る夜、街の灯りを押し潰すように、頭上の空に赤黒い亀裂が走る。誰も気づかない。だが、その裂け目から零れ落ちる「異質なもの」を、**天城遼(あまぎ りょう)**の目だけは捉えていた。
光とも闇ともつかない、揺らめく粒子。まるで星の亡霊のようなそれらは、やがて形を持ち始める。
人々の心に巣食う恐怖を吸い寄せ、歪んだ影を象った存在――ナイトメア。
「……やっぱり、俺にしか見えないんだな」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/9/4 7:06
最終編集日時: 2025/9/5 7:51
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よろしくお願いします
特撮(仮面ライダー)の小説が多いと思います
頑張って1日1投稿出来る様にします