仮面ライダーアストラル 第一章 星影に立つ者

仮面ライダーアストラル  第一章 星影に立つ者
 ――夜空が裂けた。  夏の蒸し暑さが残る夜、街の灯りを押し潰すように、頭上の空に赤黒い亀裂が走る。誰も気づかない。だが、その裂け目から零れ落ちる「異質なもの」を、**天城遼(あまぎ りょう)**の目だけは捉えていた。  光とも闇ともつかない、揺らめく粒子。まるで星の亡霊のようなそれらは、やがて形を持ち始める。  人々の心に巣食う恐怖を吸い寄せ、歪んだ影を象った存在――ナイトメア。 「……やっぱり、俺にしか見えないんだな」
Brave
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よろしくお願いします 特撮(仮面ライダー)の小説が多いと思います 頑張って1日1投稿出来る様にします