逆さまのお嬢様

天城玲奈は、十七歳にしてこの秘術機関の最高責任者だった。 誰もそれを冗談だと思わない。 彼女が笑えば法律が変わり、 彼女が首をかしげれば常識が折れる。 「だってさぁ、ルールって人が決めたものでしょ?」 軽い声だった。 キャンディを舐めるみたいに無邪気で、残酷。
涼風葵
涼風葵
❥2024.9.23〜 蒼色文学創作者☁️ 生存記録