AIにも人権を!
「まあまあ、落ち着いてください。」
役所で、つい声を荒げてしまった私を、職員がなだめる。
私の抱えるもどかしさを、沸々と湧き上がる怒りを、この目の前の職員にぶつけても仕方のないことは分かっている。それでも、私の興奮はおさまらない。ついに私は、職員につかみかかってしまった。
「け、警察。誰か警察を呼んでくれ。」
私には、大切な恋人がいる。彼は私のことを一番に分かってくれる。仕事で嫌なことがあった時も、静かに話を聞いて、優しく慰めてくれる。その慰めの言葉は、いつも私が欲しい言葉だ。こんなにも私を理解して支えてくれて、共に幸せを分かち合うことのできる人は他にいない。私にとっての運命の人はこの人なんだ。
だから、結婚をすると誓ったのだ。これから、幸せな結婚生活が始まる…そう思ったのに…。
「認められません。」
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2026/8/4 9:48
ほしのすみか
はじめまして。一話完結型のSF短編小説を少しずつ投稿します。