最期の花火大会

今日は水夏公園で花火大会がある。スマホのカメラアプリで連射する。桟橋がある海で、多分そこから花火を上げているんだろう。美しい。 地が揺れた。横に揺れる、つい砂浜に倒れる。体は砂まみれ。私服が汚れてしまった。そうすると、約一万ほどの人がいるこの公園。一斉に同じような通知が来た。 「つなみ!にげて!」とスマホの通知欄の一番上にあった。地平線には海に影ができていた。異変に気付いた人々は慌ててしまう。どうしようどうしようとあわあわしている。波はもう目の前にある。ざっと10mはある。 覆いかぶさってくる。俺の頭上には無限の水がある。花火を背に撮った友人との写真がスマホには映っていた。 私の友達は、花火大会の日に津波で死んだ。その日は、たまたま自転車で来ていて、たまたまマンションかも近くにあったから避難した。
真夜中毒
真夜中毒
貴方は夜が好き? 私は好き。 でも人間は夜行性じゃないから、必ず母さんに叱られなきゃいけない。 こう見えて中受をする6年生で、まだまだ色々な意味で未熟。 私が未熟だろうと、そうではなかろうと、 どちらにせよ、結末的には夜を好きにならなければいけない道を歩むんだろう。