朝5時、人のいない街

朝5時、人のいない街
窓を開けた瞬間、室内とは違う空気がとばっと入り込む。 ひたり、とベランダへ足をのばす。 オレンジ色の空気が肌にまとわりついた。 普段は触らないベランダの手すりに顎と肘を乗っけて街を見下ろす。 空はオレンジ色だった。 雲はオレンジ色だった。 「ボクだけの街だ。」 朝特有の心地よい空気に包まれながら、ベランダで大の字になって寝転びたい、そんな気分だった。
あわ~泡~
あわ~泡~
沢山溜まっていく自分の中の物語をたくさんの人に知ってもらいたかった。物語達に生き続けて欲しい。 (ただの日記みたいなもの)