14歳で人生の幕を閉じた少年の物語 第6章

14歳で人生の幕を閉じた少年の物語 第6章
病院からあの日の夜、俺は警察へ送られた。 『お家で亡くなったので、建翔君は、検視を行ってからお返ししたいと思います。』 刑事はそう おかんに伝えると俺を署の遺体安置室のような所へ運んだ。 (真っ暗で、クソ寒い部屋や。) アイスノンで体を固められ、嫌気がさした俺は、とりあえずその場を離れようとした。
ケンチク
ケンチク
14年間元気に過ごしていた少年。 その少年を襲った突然死。 その死に隠された真実と少年の生き様をえがいた物語。