奇襲

奇襲
シャーレオフィス 夜 すでに生徒達はそれぞれの学園に帰っており、コーヒーを啜る音と白石のいびき、あと杉元が両手で小銃の点検をする音だけが響いていた。 「なぁ先生」 “ん?” コーヒーを啜る先生に杉元が神妙な顔で問いかけてくる 「オートマタ?だっけ、ソイツらだけでできた勢力って見たことないのか?」 “うーん…私の知る限りでは見たことも聞いたこともないなぁ…それにアイツら見た感じカイザー製のようには見えなかったからどこから出てきたのかも…” 「そうか…ありがとう」 杉元は期待していたのかショックを受けた様に見える。 “きっとアシリパさんって子は無事だと思うよ…多分”
オオタカ
オオタカ