紅き瞳と白き森 ~白き鳥、囁く森~
「ウィル、見て見て。お花が笑ってるみたい」
ソフィリアムは森の奥、苔むした小道の先で立ち止まり白い一輪の花に指を伸ばした。
「笑うわけないだろ」
ウウィリアムは苦笑しながら、妹の後ろに立つ。
「こんな場所、母上に見つかったら怒られる」
そこは王家に代々伝わる、入ってはいけないとされる森だった。
「でも呼ばれた気がしたの」
ーーー風が吹いた。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/7/7 15:53
ちろ𝕜𝕦𝕟._.
誤字脱字あるかもしれませんが、優しい目で閲覧お願いします。