紅き瞳と白き森 ~白き鳥、囁く森~

紅き瞳と白き森  ~白き鳥、囁く森~
「ウィル、見て見て。お花が笑ってるみたい」 ソフィリアムは森の奥、苔むした小道の先で立ち止まり白い一輪の花に指を伸ばした。 「笑うわけないだろ」 ウウィリアムは苦笑しながら、妹の後ろに立つ。 「こんな場所、母上に見つかったら怒られる」 そこは王家に代々伝わる、入ってはいけないとされる森だった。 「でも呼ばれた気がしたの」 ーーー風が吹いた。
ちろ𝕜𝕦𝕟._.
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誤字脱字あるかもしれませんが、優しい目で閲覧お願いします。