140文字小説+α その135 「お月見」
中秋の名月。お月見を楽しむ日だ。
友達同士でお菓子を持ち寄り、月を眺めることにした。
きれいな月だ。心が落ち着く。
「なぁ……」
「何?」
「お月見って暇だな」
「お前、みんなが我慢してたことを……」
そうなんだよね。お月見って、月を見るのをメインに置いてるけどそうじゃないもんな。
要するにお花見と同じなんだよな。お花見も桜を見て趣深い気持ちになるのがメインじゃなくて、みんなでワイワイしながら食事を楽しむことがメインだし。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/10/26 0:06
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。
あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。
カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。