嘘つき。
「会いたいと思うか分からない。」
私はその言葉を聞いた瞬間今までのことはなんだったのか分からなくなり、気づいたら泣いていた。
君と出会ったのは私が短大1年で知り合いの友達で遊んだ時だった。君は身長が高くて、気さくに話しかけてくれた。そこからというもの連絡を頻繁にとったりして、2人だけでも遊ぶようになるまですぐだった。
そんなある日授業終わりに車で迎えに来てくれた。そのまま遊びに行き夜景を見に行った。こんなことは初めてでドキドキしていた。君の顔を見るのが恥ずかしくずっと夜景を眺めていると、急に名前を呼ばれた。振り向くと急にキスされた。びっくりして、止めようとしたがとめられず、そのまま繋がった。
その日からだった、連絡が多くなり毎日のように遊んで毎日のように繋がった。私はこの関係に名前を付けたくなった。でも、君はこの関係に名前をつけることはなかった。でも私はこの関係を終わりにしてしまうのが、君を手放してしまうことが怖くなり、関係を続けた。