結(ひとし)
3 件の小説僕の分からないこと
僕には分からないことが沢山ある。 だから、友達に聞いたんだ。 「僕達なんで友達なの?」って 友達はぽかんとした後に答えてくれた。 「理由なんてねぇだろ」 ハハッ、と笑う君が君らしくてかっこいいと思った。 なんでかっこいいんだろ? 「なんで君はそんなにかっこいいの?」 そう聞くと君は照れながらも答えてくれた。 「お前がいるからかな!!」 そういうと顔を真っ赤にしてこちらをまっすぐ見つめてくる。 僕は分からなかった。 だからどうしたらいいかも分からなかった。 そしたら君が 「俺はお前が好きだよ。」 って言った。 僕は焦った。 「でも僕は好きが分からないよ?」 大丈夫だと君は言う。 「俺はお前とずっと一緒にいれたらなって思うけど、お前はどう思う?」 って聞かれて 「嫌じゃない。ずっと一緒にいたい。」 って勝手に口から言葉がでていた。 「じゃあ、お前も俺の事好きってことだな!!」 「そうなの?」 君が言うならそうなのかもしれない。 「好きって言うのはな?なんかココがギュンってする時があるんだよ。」 君は胸に手を当てて丁寧に教えてくれる。いつも優しく教えてくれて僕の目をちゃんと見て答えてくれるところが 「好きだなぁ」 「え!!?今なんつった!!?」 そんな焦ってるところもギュンってなって溢れてくる。 僕は分かってしまった。君の事がどうしようもなく好きだって。
(2)お昼休み、ご飯タイムにて。
5時間目の授業が終わり、今は昼休み!! わたくし熊野 蕾、お昼ご飯を食べたいと思います!! 「創くん〜!!一緒食べよ〜。」 「…いいよ。」 よし!!いつも通り創くんと机をくっつけて食べよ〜っと。なんて思っていたら 「今日も仲良いな、お二人さん。」 クラスメイトの犬岡くんが話しかけてくる。 「おっ、犬岡氏~。一緒食べる?」 「や、遠慮しとくよ。隣の猫チャンが嫉妬しちゃうからね。」 隣の猫チャンはこんな事では嫉妬しないのでは?と思い隣を見ると 「何言ってんの。」 と創くんはガチトーンで答えていた。 そんなにガチで否定しなくても…。しょぼしょぼ。熊野さんは悲しいよ。 そんなことを思いながらお弁当をパカりと開ける。今日のメインは白身魚のフライである。熊野、作りました。ドヤッ。 ドヤッていると隣からすごい視線を感じる…。 「……。それちょーだい。」 言われると思いました。それを黙って受け入れる私じゃありません。 「交換ならいいよ。」 交換条件です。さて、どうする? 「……。玉子焼きで。」 くぅぅぅうぅ。確かに玉子焼きは美味い。しょうがない交換しましょう。家によって味が違う玉子焼きをチョイスするとはなかなかやるな、こやつ…。白身魚のフライをあげようと箸を持ち上げ創くんの弁当箱に入れようとすると、 「…。いただきます。」 手首を持たれフライをパクリ。コイツ…。関節キスっていうのを知らないのか…!!私の箸に口付けやがった。さすが、ロールキャベツ系男子…!!高校生で『あーん』をするとは思ってなかったわ。 しかぁし!!私は普通に食べるぞ!!意気込んで玉子焼きを貰おうとすると 「はい、あーん。」 は?私に自分の箸で関節キスをさせようとしているだと!!?だが、ここで断ると気まずい雰囲気が流れてしまう。くそ!!食うしかないのか!!覚悟を決めろ熊野!! 「……。いただきます。」 パクリ。いったぁぁあぁぁ!!熊野!!創くんと関節キスです。さすがに恥ずかしいわ!!とめちゃくちゃ恥ずかしがっていると 「俺のおいしかった?」 ご機嫌そうにこちらに聞いてくる。なんかその聞き方ずるいと思います!! 「おいしかったデス。」 カタコトになりながら答えると、創くんは満足そうにお弁当を食べ始める。こやつ!!動揺していないだと!! 「……。早く食べないと時間なくなるよ。」 ごもっとも。すみません。食べます。こうして昼休みの時間が過ぎていった…。
(1)親友に聞いてみた☆
「ロールキャベツ系男子って知ってる?」 「…。しらない。」 知らないと答えた大親友の猫系男子こと猫田創くんは“は?うざっ”と思っているに違いない。 まったく!!塩なんだから!!と思いウザ絡みをする。それに嫌がって創くんは少し遠ざかった。 「はぁ」 とため息をつくと 「え?どうしたの?」 困惑気味に創くんが聞いてくる。一応心配してくれているようだ。 「え〜。話しちゃおっかな☆」 「うざっ」 創くんはウザがりながらも近くに寄ってきた。あら、可愛い。というのは置いといて、本題が話せないんだよな〜。だって本人に『君ってロールキャベツ系男子なの?』って聞けなくね?どうしようか。とりあえず口笛吹いとく? 「〜♫~~♫」 「………。」 いや、気まずっ。なんか言ってよ!! 誤魔化しは効かないなぁ。まじでどうしよう。 「ねぇ、早く言って。」 急かされた。言うか。 「創くんってさ、ロールキャベツ系男子っぽいよね。」 「は?」 “は?”いただきました!!これは説明するしかないな。 「仕方ないなぁ。説明しよう!!ロールキャベツ系男子とは見た目が草食系なのに中身が肉食系の男の子のことなのです!!」 ドヤり。言い切りました。熊野を全人類褒めたたえてください。 「なるほどね。わかった。」 と言いながら創くんは近づいてくる。え!!?近くね?急接近してきた。顔面国宝なんだから近づいて来んなよ!!目が潰れるぅ!!そんなこんなしているうちに壁際まで追い込まれ壁ドンされる。そして、耳元で 「こういう事でしょ?」 と囁かれる。えぐい。破壊力が半端ない。すごいファンサがエグいっす。創さん。 「あ、そろそろ授業の時間だ。一緒行こ?」 さっきの何なんですか???創さん??? とりあえず授業行くか。