るる
3 件の小説るる
よろしくお願いします♬シンガーソングライターが夢なんですけど、小説をつくるのも好きなので、はじめてみました!YOASOBI様、川口瑠々奈様など推しです。 カルドラ好き!
推しと私の夢の物語
私は16歳。高校1年生。推しを推し始めてから1310日目。 私は恋々湊。ここみって読むの。 私の推しはアイドルの蓮。 今、親友の縷々香と胡桃に無理やり合コンに連れてこられてるんだ。あ!るるかとくるみって読むよ。私、蓮がいるから合コンは行かないって言ったのに無理やり来させられたんだよね。 「ねぇ。私も行かないとダメ?」 「うん。ダメ。ここまで来たんだから。ね?胡桃?」 「うん。せっかくなら一緒に行こ!」 「じゃあ、ここまで来なかったら帰ってよかった?」 「ううん!とにかく恋々湊は着いてきたらいいの!」 「えぇー行きたくないのにー?」 「ほら!着いたよ!恋々湊!」 「合コンに居るだけだよ〜?」 「あ!こんにちは!合コンの人達で合ってますよね?」 「はい。俺は、健人と言います。」 「次、僕?遥斗だ!」 「次、お前。」 「僕は、蓮。よろしく。」 (わぁ!本物の蓮みたい✨蓮かな…!いや…そんなわけない!) “”恋々湊ちゃん。いつも、握手会とライブ、来てくれてありがとうね。“” (ほ…本物…!) 「いえいえ…!とんでもないです!」 “”しっ…!“” “”あ…すみません💦“” “”ねぇ。ココ、暇じゃない?抜け出さない?“” “”いや、ダメです!“” “”ダメ?嫌?“” “”とんでもないです!他のファンの人もいるので…!“” “”そういう恋々湊ちゃんのところ僕は好きだよ。“” “”来て!“” “”あっ!“” 「カラオケ行かない?」 「ダメです…!」 「なんで?僕のファンじゃないの?」 「蓮くんは、ファンのみなさまの気持ちを考えたことはあるんですか?」 「怒られちゃった…」 「いえ…すみません💦」 「連絡先交換しよ。」 「ダメです…!」 「スマホ貸して。」 「話聞いてください〜」 「はい。どうぞ。」 (誘惑に負けてしまった…) 「今日は楽しかったね。また、遊ぼう!」 「これ以上はダメです!」 「バイバイ。恋々湊ちゃん。」 (どうしよー) “”恋々湊ちゃん。どうしても嫌ならいい。今度あの大きなデパートの入口で待ってるから来て欲しいな。これでも来なかったら恋々湊ちゃんと関わるのはやめる。嫌かもしれないから…“” (これは行くしかない!) (バッチリメイクしてっと…!できた!) (時間やばいかも) 「恋々湊ちゃん?」 「あ…瑠々奈さん!」 瑠々奈さんは人気有名人。 「蓮のところ行くわけ?」 「なんで知ってるんですか?」 「いつも言ってるよ。あんな、オタク女子になんか付き合ってられないって。バカみたいって言ってたよ。」 「蓮くんはそんな事しません!」 「はぁ!?あなたは蓮の何を知ってるの?」 「すみません…でも、瑠々奈さんより蓮くんを好きな自信あります!」 「ありがと。恋々湊ちゃん。瑠々奈さんは、もう少し僕を見て欲しかったな。」 「はぁ!?このブサイク女のどこがよ。」 「中身がそういう君は更に無理だね。恋々湊ちゃん。行こ。」 「あっ。うん…」 「ちっ。なんなの。芋女。」 「来て。」 「えっ?」 「あ!ダメです…!」 「なんで?」 「推しとキスをするなんて…」 「いいじゃん。僕だって普通の高校生で過ごしたいから。むしろ、見せつけてやろ。」
夢を叶える勇気をありがとう
私、山本心春。高校3年2組。将来の夢はタレントになること。 「山本心春さん。将来の夢の作文を発表してください。」 あ〜やばいー親にも言ったことないのに、クラスメイトになんて言えないよー 「は、はい…わかりました…」 「将来の夢は…た…タレントになることです…!〜〜〜〜〜〜〜なので〜〜〜〜でなってみようと思ったので💦」 「はい。ありがとうございます。」 「やばwこいつwタレントとかこんな陰キャに無理だろw」 はぁ!?なんなの!この橋本健太! 「橋本さん。そんなこと言ってはダメですよ。自分が言われたと思って考えなさい。自分がされたら嫌でしょう?」 「どこがぁ?全然いいんですけどー?しかも、事実を言ってるだけだしー!」 「とにかく、先生の言うことは聞きなさい。」 「はぁーい」 「先生。ありがとうございます。」 「注意するのは当たり前でしょう?これからも気をつけなさいね。あと、自分の気持ちははっきり言いなさい。」 「はい。」 あーあ。やっぱり、こんな陰キャにタレントなんかむいてないよね。 いつも笑われるのは嫌だけど、ここは橋本さんに言い返せないよー💦 タレントなんて諦めて、カメラマンとかのほうがいいのかなー? 「あの…」 「あ!どうしたの?山本さん。また、橋本さんのこと?」 「あ…まぁ、関係はしているんですけど話は違くて…私ってタレントにむいていると思いますか?正直に答えてもらいたいです。」 「あぁ。えぇ。誰だって努力すればできるわよ。そりゃあ、プロ選手とかはなるのは難しいよ。でも、めちゃくちゃ人一倍に頑張ればなれるよ。タレントだってモデルだって学校の先生だって、同じ。『努力は必ず報われる』って言うじゃん?私も山本さんみたいに悩んだ時期はあったわ。私も高校1年生のときの担任の先生に教えてもらったのよ。」 「そうなんですか。」 仲間がいたんだ…! 陰キャでも陽キャがやるようなやつできるってこと!? 「先生って学生時代、陰キャでしたか?陽キャでしたか?」 「あーまぁ、うん。陰キャかなー?そんなにではないけどどちらかと言うと。」 「そうなんですか。」 へぇー!いけるかも!タレントになれるかも…! 「ありがとうございます!先生のおかげで勇気をもらえました!」 「いえいえ。山本さんの助けになれたのなら。」
今日でもう18年目。
今日でもう18歳。 「ねぇ。お姉ちゃん。部屋から出てきて。」 今日でもうお姉ちゃんが出てこないのは18年目。 「無理。怖い。」 今日でもうお姉ちゃんが怖がるのも18年目。 「なんで。なにが怖いの。」 今日でもう私が疑問に思うのも18年目。 「外が怖いの。言ったでしょ。前、あなたが産まれる前に怖いことがあったって。」 「理由は聞いてないよ。お姉ちゃん。」 今日でもう私が理由をしらない18年目。 「誕生日の日ぐらいは出てきてよ。祝って。もう大人になったんだから。私も。」 「無理なの。怖い。LINE、繋げてあるんだから動画送ってくれたらいいでしょ。」 今日でもうお姉ちゃんが誕生日を祝ってくれないのも18年目。 「それじゃダメなの。お姉ちゃん。」