るる

7 件の小説
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るる

見つけてくれてありがとෆ‪ シンガーソングライターが夢なんですけど、小説をつくるのも好きなので、はじめてみました!シンガーソングライターになって曲を作るためにも小説を書いてみようと思いました。YOASOBI様、川口瑠々奈様など推しです。

タナトスの誘惑

『さよなら』 それが君からのLINE はぁっはぁっ 彼女は自殺をする前に必ず僕にLINEをしてくる そして、僕はそれを止めに行く 彼女はマンションの屋上から自殺する だから僕はマンションの階段を駆け上がっている 彼女はフェンスを越していた 「さよなら」 「なんでそんなことするんだよ!」 自殺は誰にも知られない方がいいんじゃないかと思う けれど、毎回LINEをしてくる 彼女は飛び降りようとする ギュッ 「痛っ!」 「ごめん…」 「死神様はそんなことしないよ…!」 人間は生を欲望するエロスというのと死を欲望するタナトスという2つの人間でわかれている ほとんどの人はエロスだが、間違えなく彼女はタナトスだ。 どうして君は僕だけを見ていてくれないのだろう 僕は君だけを愛しているのに 「もう離して!」 「なんで…君はわかってくれないの」 「もう嫌なの」 “”僕も嫌だよ“” 「今は辛いの」 “”僕も辛いよ“” 「早く死にたいの…!」 「僕も死にたいよ!」 その時君はニコッと笑った 「やっと分かってくれたんだね」 「あぁ…分かったよ」 心の中のどす黒いものが消えた気がした 「じゃあ、行こうか」 そうだ…僕の死神は彼女なんだ 私は死神さんに呼ばれている あなたを殺すこと それが私の役目 人は死んだら空の中の綺麗な星になるらしい あぁ…生まれ変わったら何になりたいかな 星になるならあなたの隣の星が良い でも…こんな悪いことをした私でもなれるかな チョウチョやお花に生まれ変わるのもいいな あぁ…でも人間に生まれ変わるのも良いかも やっぱり、人間は捨てがたいな 愛を込めてあなたの唇にキスをする あぁ。早く行かなきゃ。死神さんが待っている 私たち2人はどんどん綺麗な月に向かっていく

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タナトスの誘惑

関東の女子と九州の女子

私は咲愛茜(さくあいあかね)。高校1年生。私は九州の長崎県生まれで、高校1年生のはじめくらいまで長崎県の『一坂中学校』ってところに行ってて、小学校は『鷹具志小学校』。あっ!漢字読めるかな?はじめざか中学校、たかぐし小学校って読むよ! そして、今日が転校初日。あ!高校は『川口東高校』に通ってたよ!はぁー嫌だなぁ。東京都の『幾ら高校』に転校…心配なことめっちゃあるぅ。 だって、標準語にしないととか、服装とか? 気にしないといけないし… 親友できるかな…?か…彼氏できるかな。 “”あーもう教室の前まで来ちゃった…思いっきり行くしかない!“” 「あの…!」 “”あ…やば(/// ^///)急に大きな声で言うと引かれるじゃん。“” 「あっ。すいません💦」 「おはようございます…」 「おはよ!転校生?」 「あっ。はい…」 「なんで敬語?同年代じゃん。私は、久留瀬(くるせ)琴(こと)。あなたは?」 「私は咲愛茜です…」 「よろしくー!なんか、席も隣みたいだから。」 「あっ…はい。よろしくお願いします。」 「もー!いいって言ってるじゃん!」 「おっすー!僕、高口遥斗。茜ちゃんだっけ?かわいいじゃん。よろしく!」 「あっはい。よろしくお願いします。茜です。たかぐちはるとさんですか?」 「うん。」 「ごにょごにょ…」 “”なんだろう?ホームルーム終わったらすぐに話し始めたけど…。遥斗くん達…“” 「ねえ。茜。遥斗と付き合ったら?」 「は?」 「仲良さそうじゃん!」 「無理無理無理!出会ったばかりだし、琴ちゃんとも親友ってほどじゃないし!」 「もー!付き合ったら良いだけなのにさー」 「それは…しんどいの!今日、体調悪いし!あと、転校初日で仲良いわけないし!」 「だって、親友の私より話してるじゃん。」 「まぁ、それはそうだけど…って話しかけられるんだから仕方ないでしょ。」 「そうなの?」 「うん。じゃあ、琴が付き合いなよ」 「いやだよぉ」 「なんでよ。」 「他にいい人いるもん。」 「なんでやねん。」 “”あーもう!なぜか、関西弁まじってるし、緊張しすぎて長崎県にいた時と全く違う。“” 「誰?」 「嫌だぁ。」 「私も言ったし!」 「言ってはないでしょw仕方ないなぁ」 「橋本颯太くん!」 「ふーん!そうなんだーていうか、誰。」 「何よーその反応ー!言ってあげたのに!アイドルの人!」 「それ、推しじゃんw」 まぁ、良かった。馴染めないと思ってたから…! 嬉しいな。

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関東の女子と九州の女子

夢がないけど大丈夫。

私は、高校1年生。愛珠音七海(あすねななみ)。 進路希望を出さなきゃいけないのに将来の夢もないし、楽しいこともない。帰宅部だし、勉強得意じゃないし。なのに、月に3回くらいは進路希望提出教室に連れていかれる。あっ、進路希望提出教室っていうのは進路希望を提出してない人と担当の先生で話をするところ。話って言っても、説教だけどね…💦そう。その説教が嫌。でも、無理に進路を決める必要ないと思うんだ。行く訳でもないところの進路希望したって意味ないし。 「愛珠音ー」 「あ…はい!」 「どうしたんだ?何回も呼んで気づかないなんて珍しいな。日直だぞ。」 「はい…」 「七海?どうしたの?最近、元気ないっぽいけど…」 「大丈夫。ありがと。果穂。」 「やっぱりどしたの?いつもだったら私のこと『かーほ』って呼ぶのに…」 「ごめん💦なんでもない!」 「どうしたんだ?元気ないのか?七海ちゃん。」 “”キャー!倭人くんやっぱりかっこいいෆ‪まぁそりゃあ学校内の有名アイドルの『𝕐𝔸𝕄𝔸𝕋𝕆』だからね。“” 「ねぇ。七海、やまちゃん好きでしょ。」 「しっー!」 「う、うん。大丈夫だよ。心配してくれてありがと。倭人くん。」 「それなら良かった。また、何かあったら言ってね。」 「うん!」 「やっぱり、七海好きなんじゃん( ˶ ᷇ 𖥦 ᷆ ˵ )」 「ううん!別にー?『𝕐𝔸𝕄𝔸𝕋𝕆』が好きだもん!」 「それ、知ってるwやまちゃんが『𝕐𝔸𝕄𝔸𝕋𝕆』でしょ?ねぇ。なんで親友なのに教えてくれないの?」 「誰にも知られたくないの。もちろん家族にも。」 「ふーん。」 「そういう、果穂は誰が好きなのよ。」 「私はー、𝕂𝕖𝕟𝕥かな。」 「ふーん。」 「じゃあ、悩み言うね。」 「ありがと…嬉しい。けど、なんで急に?」 「言いたくなったからだよ。あと、嬉しいって?」 「七海が悩みを自分から打ち明けてくれたの初めてだから嬉しい。」 「そ…そうかな?」 「うんうん…進路希望ねー私は普通に絵を描くのがが好きだから画家にしたけど。普通の人はそんな簡単には見つからないよ。」 「そうなの?」 「うん。消去法とかだよね。たぶん。例えば、はじめは医者にするって言ってても自分には合わないって思って弁護士にしたりする人だっているし。」 「そうなんだ…」 「夢ってすぐに決めなくても良いと思うよ。私はたまたま運が良かっただけ。」 「うん…わかった!ありがと!ほんっとうにやりたい仕事をゆっくり探すね!」 「頑張れ!」

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夢がないけど大丈夫。

私は、蓮根夢着。あっ、「はすねむぎ」って読むよ!姉は蓮根仁花。「はすねきみか」って読むんだ。簡単に自己紹介すると、私は16歳で姉は24歳。私は6月9日生まれ。姉は9月25日。私はカレーうどんが好き。姉は嫌い。私はおでんが嫌い。姉はおでんが好き。私はアイスクリームが嫌い。姉はバニラアイスクリームが嫌い。私は陰キャでも陽キャでもない。姉は陽キャだけど、泣き虫だし怖がりだし…なにより、大げさ。 自己紹介はこのくらいにしておいて…本題はね… 私ときぃ姉、大げんかしちゃって家出しちゃったんだよね。あ。きぃ姉って呼んでるの! なんかさー私がアイスクリーム嫌いなのにね、アイスクリームを持ってたから疑ったらしいんよ。でね、勝手にアイスクリームを食べて怒ってるわけよ。でも、あんたは食べないんだからいいでしょ。って。友達にあげる予定だったのにーって言ってケンカした。なんなの!アイスクリームを取っただけで怒って…! 私も悪かったけどね。 「ただいま…」 ってきぃ姉いる!謝ろう! 「夢着!ごめん!私が間違ってた!ほんとにごめん🙏」 「ううん!私も!アイスクリームを取られたら怒りたくなるよね💦」 「「ごめん!ありがと!」」 “”ふふっ“” やっぱりきぃ姉好き!

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鍵

推しと私の夢の物語

私は16歳。高校1年生。推しを推し始めてから1310日目。 私は恋々湊。ここみって読むの。 私の推しはアイドルの蓮。 今、親友の縷々香と胡桃に無理やり合コンに連れてこられてるんだ。あ!るるかとくるみって読むよ。私、蓮がいるから合コンは行かないって言ったのに無理やり来させられたんだよね。 「ねぇ。私も行かないとダメ?」 「うん。ダメ。ここまで来たんだから。ね?胡桃?」 「うん。せっかくなら一緒に行こ!」 「じゃあ、ここまで来なかったら帰ってよかった?」 「ううん!とにかく恋々湊は着いてきたらいいの!」 「えぇー行きたくないのにー?」 「ほら!着いたよ!恋々湊!」 「合コンに居るだけだよ〜?」 「あ!こんにちは!合コンの人達で合ってますよね?」 「はい。俺は、健人と言います。」 「次、僕?遥斗だ!」 「次、お前。」 「僕は、蓮。よろしく。」 (わぁ!本物の蓮みたい✨蓮かな…!いや…そんなわけない!) “”恋々湊ちゃん。いつも、握手会とライブ、来てくれてありがとうね。“” (ほ…本物…!) 「いえいえ…!とんでもないです!」 “”しっ…!“” “”あ…すみません💦“” “”ねぇ。ココ、暇じゃない?抜け出さない?“” “”いや、ダメです!“” “”ダメ?嫌?“” “”とんでもないです!他のファンの人もいるので…!“” “”そういう恋々湊ちゃんのところ僕は好きだよ。“” “”来て!“” “”あっ!“” 「カラオケ行かない?」 「ダメです…!」 「なんで?僕のファンじゃないの?」 「蓮くんは、ファンのみなさまの気持ちを考えたことはあるんですか?」 「怒られちゃった…」 「いえ…すみません💦」 「連絡先交換しよ。」 「ダメです…!」 「スマホ貸して。」 「話聞いてください〜」 「はい。どうぞ。」 (誘惑に負けてしまった…) 「今日は楽しかったね。また、遊ぼう!」 「これ以上はダメです!」 「バイバイ。恋々湊ちゃん。」 (どうしよー) “”恋々湊ちゃん。どうしても嫌ならいい。今度あの大きなデパートの入口で待ってるから来て欲しいな。これでも来なかったら恋々湊ちゃんと関わるのはやめる。嫌かもしれないから…“” (これは行くしかない!) (バッチリメイクしてっと…!できた!) (時間やばいかも) 「恋々湊ちゃん?」 「あ…瑠々奈さん!」 瑠々奈さんは人気有名人。 「蓮のところ行くわけ?」 「なんで知ってるんですか?」 「いつも言ってるよ。あんな、オタク女子になんか付き合ってられないって。バカみたいって言ってたよ。」 「蓮くんはそんな事しません!」 「はぁ!?あなたは蓮の何を知ってるの?」 「すみません…でも、瑠々奈さんより蓮くんを好きな自信あります!」 「ありがと。恋々湊ちゃん。瑠々奈さんは、もう少し僕を見て欲しかったな。」 「はぁ!?このブサイク女のどこがよ。」 「中身がそういう君は更に無理だね。恋々湊ちゃん。行こ。」 「あっ。うん…」 「ちっ。なんなの。芋女。」 「来て。」 「えっ?」 「あ!ダメです…!」 「なんで?」 「推しとキスをするなんて…」 「いいじゃん。僕だって普通の高校生で過ごしたいから。むしろ、見せつけてやろ。」

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推しと私の夢の物語

夢を叶える勇気をありがとう

私、山本心春。高校3年2組。将来の夢はタレントになること。 「山本心春さん。将来の夢の作文を発表してください。」 あ〜やばいー親にも言ったことないのに、クラスメイトになんて言えないよー 「は、はい…わかりました…」 「将来の夢は…た…タレントになることです…!〜〜〜〜〜〜〜なので〜〜〜〜でなってみようと思ったので💦」 「はい。ありがとうございます。」 「やばwこいつwタレントとかこんな陰キャに無理だろw」 はぁ!?なんなの!この橋本健太! 「橋本さん。そんなこと言ってはダメですよ。自分が言われたと思って考えなさい。自分がされたら嫌でしょう?」 「どこがぁ?全然いいんですけどー?しかも、事実を言ってるだけだしー!」 「とにかく、先生の言うことは聞きなさい。」 「はぁーい」 「先生。ありがとうございます。」 「注意するのは当たり前でしょう?これからも気をつけなさいね。あと、自分の気持ちははっきり言いなさい。」 「はい。」 あーあ。やっぱり、こんな陰キャにタレントなんかむいてないよね。 いつも笑われるのは嫌だけど、ここは橋本さんに言い返せないよー💦 タレントなんて諦めて、カメラマンとかのほうがいいのかなー? 「あの…」 「あ!どうしたの?山本さん。また、橋本さんのこと?」 「あ…まぁ、関係はしているんですけど話は違くて…私ってタレントにむいていると思いますか?正直に答えてもらいたいです。」 「あぁ。えぇ。誰だって努力すればできるわよ。そりゃあ、プロ選手とかはなるのは難しいよ。でも、めちゃくちゃ人一倍に頑張ればなれるよ。タレントだってモデルだって学校の先生だって、同じ。『努力は必ず報われる』って言うじゃん?私も山本さんみたいに悩んだ時期はあったわ。私も高校1年生のときの担任の先生に教えてもらったのよ。」 「そうなんですか。」 仲間がいたんだ…! 陰キャでも陽キャがやるようなやつできるってこと!? 「先生って学生時代、陰キャでしたか?陽キャでしたか?」 「あーまぁ、うん。陰キャかなー?そんなにではないけどどちらかと言うと。」 「そうなんですか。」 へぇー!いけるかも!タレントになれるかも…! 「ありがとうございます!先生のおかげで勇気をもらえました!」 「いえいえ。山本さんの助けになれたのなら。」

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夢を叶える勇気をありがとう

今日でもう18年目。

今日でもう18歳。 「ねぇ。お姉ちゃん。部屋から出てきて。」 今日でもうお姉ちゃんが出てこないのは18年目。 「無理。怖い。」 今日でもうお姉ちゃんが怖がるのも18年目。 「なんで。なにが怖いの。」 今日でもう私が疑問に思うのも18年目。 「外が怖いの。言ったでしょ。前、あなたが産まれる前に怖いことがあったって。」 「理由は聞いてないよ。お姉ちゃん。」 今日でもう私が理由をしらない18年目。 「誕生日の日ぐらいは出てきてよ。祝って。もう大人になったんだから。私も。」 「無理なの。怖い。LINE、繋げてあるんだから動画送ってくれたらいいでしょ。」 今日でもうお姉ちゃんが誕生日を祝ってくれないのも18年目。 「それじゃダメなの。お姉ちゃん。」

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今日でもう18年目。