名無し ホロライブの二次創作です。自分の自己満のための小説です。
−次の世界の君を愛する自信はない−
そんな浮ついた気持ちでも“”ちゃんは愛してくれるかな
私の3年間の物語
天気は快晴、桜の花びらが舞い上がり入学式にピッタリだ
そんな中さくらみこは1人、部屋で爆睡を決め込んでいる。
今日から都立〔名前〕学園に入学する1年生の…はずなのだか
時間は朝の8時半、そう遅刻である
〔ピピピピッピピピピッピピピピッ〕
スマホのアラームがもう何度目か分からない朝を知らせる
「んんん にぇ?」
やっとの思いで布団からはい出てスマホを探し始め
アラームを止めて時間を確認する。
すると止めたのはアラームのはずなのに体まで一緒に止まる
「にぇ〜?!?!」
家中に響き渡る大絶叫でことの重大さを理解したようだ
「やばいにぇ!遅刻だぁぁ」
「どうしよう…入学初日から遅刻なんて笑いものにされてクラスに馴染める訳ない!」
制服に着替え、昨晩新しい学校生活に夢を膨らませパンパンになったリュックサックを背負いリビングに向かう。
「ママ!なんで起こしてくれなかッ…」
(そうだにぇ…居ないんだったにぇ)
ラップがされた朝食を無視し洗面台へ向かう
軽く髪を整え、お気に入りの桜の髪飾りをつける、最後に鏡で全身を確認すると
「うん!チャッピーは今日もえり〜とだにぇ」
そんなことをつぶやき、駆け足で家を出る
「行ってきます」
家には誰もいないのでもちろん返事は無いが
満足気な笑顔を浮かべ危なげな走りで高校へ向かう
「急ぐにぇー!」
桜の花びらがまう河川敷を走る姿はさながら少女漫画のヒロインのように可憐だ
家の鍵は閉めていない