きなこ
18 件の小説「涙に好かれた犬」
僕たちは泣かない。 どんなに辛くても。 生きる限り泣かない。 まだ先があるのだから。 僕たちは泣かない。 思い出がある限り。 涙に好かれる時がくるなら、 それは死ぬ時。 思い出が、なくなった時。
「今日」 詩グランプリ
今日死ぬ人 明日死ぬ人 明後日死ぬ人 来年死ぬ人。 毎日誰かが死んでいる。 毎日が誰かの命日だ。 だけど、笑ってる人がいる。 今日生まれる人 明日生まれる人 明後日生まれる人 来年生まれる人。 毎日誰かが生まれている。 毎日が誰かの誕生日。 だけど、泣いてる人がいる。 今日という日は、そういう日。 大切に生きればそれでいい。
「だから私は挑戦する。」
ある人が言った。 変化を恐れてはいけないと。 私達は、当たり前を繰り返して生きていて、それが当たり前でないことに気づけていない。 私は怖い。 今までの当たり前が消えることが。 今までの当たり前が変わってしまうことが。 消えて、変わっても、それが新しい当たり前になってしまう。 そしてまた、消えて、変わる。 そうやって生きていくうちに、どんどん変化していくのだろう。 それが怖くてたまらない。 それが怖い自分が嫌い。 ある人は言った。 変化を恐れていては、挑戦もできないと。 挑戦したら、変われるんだと。
捨てる前に考えること。
貴方はなんのために生きている? 自分のため? 友達のため? 恋人のため? 生きる理由なんて無いかもしれない。 生きる理由なんていらないかもしれない。 ただただ生きてたら、分からないだろう? どうして生きてるのか、 どうして生まれてきたのか。 だから捨てたくなるんだよ。 貴方はなんのために生きられる? 分からなくたって、教えてくれるさ。 誰かがきっと、助けてくれるさ。 大丈夫。その時が来てないだけだ。
「何のおかげで」
ブサイクがいるから、美人がいて、 弱い人がいるから、強い人がいて、 馬鹿な人がいるから、賢い人がいる。 美人な人も、強い人も、賢い人も、それを知らない。 最悪があるから最高があるってことを、 みんなは知らない。 だから世界は生きにくいんだ。
「笑え。」
悲しいから泣く。 苦しいから嫌い。 めんどくさいからサボる。 違う、そうじゃない。 泣くから悲しい。 嫌いだから苦しい。 サボるからめんどくさいんだ。 幸せだから笑うんじゃない。 幸せがいいなら、笑え。 笑うから幸せになれるんだ。
私の隣の人
髪を切ったのは、今の自分が嫌いだから。 足を傷つけたのは、何が痛いのか分からないから。 朝、起きれないのは今日という日が嫌だから。 夜、眠れないのは明日が来るのが怖いから。 私の隣の人はこんなにも教えてくれてた。 何にも気づけず、 何にもしなかった。 ありがとう。 生きててくれて、ありがとう。
何億兆個のチャンス
何百人とあなたを救いたい歌手がいて、 何千個とあなたを救う歌があって、 何万人とあなたを救いたい観客がいる。 そんなもんじゃない。 この世にあるチャンスなんて、 そんなもんじゃないんだ。
「戻れない」
絶対に戻せない。 ぶっつけ本番のこの世界。 厳しいに決まってる。 苦しいに決まってる。 そうやって生きてたら、 綺麗な夜空を見れるだろう。 だから頑張る。 だから生きてる。
「自分の為」
結局みんな、自分の為だ。 人助けも、人殺しも、 結局みんな、自分の為だ。 ならば、貴方はどちらを選ぶ? 間違えた。 そう思うことのないように、 丁寧に、丁寧に、選んで行け。 綺麗な未来を見る、自分の為に。