桜羽

24 件の小説
Profile picture

桜羽

こんにちは、桜羽です!! ポエムのような短いお話を皆さんに届けようと思います。 暇があれば投稿していきたいと思います! ぜひ、読んで頂けると嬉しいです。

祈り

この世界が戦争のない、ずっと平和な世界で ありますように。 この世界が地震のような大きな力で壊されませ んように。 いつも見ている何気ないあの景色が、壊される ことがないように。 あの温かい町、あの世界が いつまでも続くように。 私は、祈る。 この思いよ、世界に届け。

2
0
祈り

無言のSOS

クラスで人気者のあの子は、 クラスでお調子者のあいつは、 いつも楽しそうに笑っていて、 困った時はすぐに誰かに助けを求めて。 うらやましいなぁー……。 ただいま一人で嫉妬中。 そんな自分が嫌になって、 今から私は誰かにおくる。 ー無言のSOSー

11
2
無言のSOS

恋には答えが

恋は、不思議だ。 沼に引きずり込まれるみたいに、とても深い 時もあれば、 夏のレモンのように、さっぱりする時だって ある。 “恋“という、同じ言葉なのに、こんなにも気持 ちが違うなんて……。 恋は、自由だ。 白のパレットを虹色に染めてゆくみたいに…。 恋には答えが ないのかもしれない。

11
4
恋には答えが

メロンソーダ

しゅわ、しゅわ、しゅわー。 炭酸が上にいっては、弾けて。 リズムを刻むみたいに、 しゅわ、しゅわ、しゅわー。 綺麗な緑色の飲み物が、 グラスごしに反射して、 ふっと、グラスに顔を近づけた時、 メロンの甘い香りがした。 あー、もうすぐ夏だな。 そんな思いが、私の頭の中をよぎった。

6
6
メロンソーダ

すれ違い

私が嫌いなあいつは、私のことが好きだった。 正確に言うと、好きらしいだったらしい。 噂で聞いた程度だ。 たしかにあいつの顔は学年一のイケメンと言わ れるだけあっての美貌だったが、好きにはなれ なかった。 時が過ぎ、学年もかわり、あいつとはクラス が別れることになった。 正直いって、嬉しかった。 体育祭の時期がやってきて、 気がつけば、あいつのことをずっと目で追 っていった。 今更ながらに気がついた。 本当は、あいつのことが好きだったんだ。

4
1
すれ違い

ありがとう

"ありがとう"は、魔法の言葉。 ありがとうって言われたら、嬉しくなって ありがとうって言われたら、心が温かくなる。 今度はね、 自分が言ったんだ。 "ありがとう"って。 そしたら、一人また一人と笑って、まわりの皆 に笑顔が広がって、 "ありがとう"は大きな輪となり、世界 はたくさんの"ありがとう"で染まっていく。 世界が"ありがとう"で、満ち溢れている。 これが、"ありがとう"がもたらした小さな一つ の物語。

5
1
ありがとう

雲の向こうには

楽しい時って、 生きててよかったって思うでしょ? でも、それは、 過去に『死にたい』って思っても、 生きた自分のおかげ。 だから、頑張って生きた自分に感謝しなきゃ。 今が辛くても、大丈夫だよ。 だって、雲の向こうには太陽があるんだから。

6
1
雲の向こうには

しんどい時は……

しんどい時は、深呼吸しよっ。 心の中を片付けていくみたいに。 すってー、はいてー、また すってー、 そしたら、だんだんと涙が出てくるんじゃな い? その涙が、嫌な気持ちを次から次に洗ってくれ る。 君の気持ちが落ち着いたらさ、 君の心は綺麗に整理された証拠だよ。 少しでも、明日がんばろって思えてれたら嬉し いな。 君の頑張りは、きっと誰かが見てくれている。

9
0
しんどい時は……

認められたくて

誰かに認められたくて、 誰かにすごいねって言われたくて、 日々何事にも頑張って……。 どんな時も笑顔の仮面を顔に貼り付けて。 泣いてる姿なんて見せないようにって。 でも、なんでだろっ? 笑ってるのに、涙が込み上げてきそうなの は…。 どんどん、どんどん、 自分の理想の姿とは、かけ離れていった。

8
1
認められたくて

飴玉

ポンッ。 飴玉を口に入れた時、甘酸っぱい味がした。 青春のような味がした。 だけど、 飴玉はすぐになくなって、恋のように儚く散 った。 ほろ苦い後味が、口の中に広がった。

11
2
飴玉