Holユーザ
17 件の小説憧れは消えて
僕には憧れの人がいる 部長であるあの人だ あの人はいつもおっとりしているが 部活になると翼が生えたように 華麗なプレーを連発する あの人のように上手くなりたいと 思うことがあるがなかなか難しい しかしあの人はいつも励ましてくれる ミスをした時も失敗した時も 笑えばいい といいながら励ましてくれる かっこいいと可愛いが混ざった人だ 次第に憧れは消えていった しかしなぜだろう 憧れは消えたのにまた別の憧れに近い 何か 特別な感情が湧いてきた 最近部長を見ることができなくなってきた 見ると というか見れない 見てしまうと恥ずかしくなってしまう これはなんなのか どうすればいいのか しかし一つだけはわかる これはあの人にしか湧かない感情なのだ
好き
皆さんが思う好きな人とはどのような人ですか? 顔が淡麗な方? 性格が美しい方? 裕福な方? これは人によって変わると思います。 私が今好きな人は性格がとても透き通って 人の話を聞いてくれる趣味も合う 素晴らしい人です。 正直同級生にこのことを言っても「最近 仲良いもんね」とか言われます。 少し恥ずかしいですが実際合っているので 否定できませんし「どこが好き?」と聞かれても 全部以外の他にありません。 正直学校に行けない方が退屈ですし 見てるだけで幸せになります。 たまに頼もしい場面があり 余計惚れます。 なんですか。あの可愛いし頼もしい人は。 誰か正体をご存知でないですか?
寝れない
眠れなーい! 恋に悩んでいるから? 進路が心配? プレッシャー? いや違う! 悪いのは 頭と足が突き抜け 寝返りも打てない このベッドのせいだ! どなたか新品のベッド持ってませんか?
夏の声
蝉が鳴く 夏が来たようだ 夏になると暑いにも関わらず 子供達は外に出かける 家に帰った時 汗だらけで母に「まずシャワー」と言われる そしてシャワーを浴び風呂に入ったあと 家族で夕食を食べる 食べたらテレビを見たり遊んだり話したりする 布団に入ると暑くて布団の角から腕で 思いっきり押す そして眠る これが夏 高校2年生になりら寮生活を始めた今 もう一度味わいたい 夏の楽しさ 夏のつらさ 夏の暑さ そして聞きたい 古き良き日本の夏の声を
無重
起きると宇宙にいた ただその時息ができないや人はいるのか など考えていなかった 違う 考えれなかったのだ いくら叫んでも人は来ず 体を動かそうにも動かない 地球も見えず 何も見えず ただ孤独に何もない空間に浮かび いくら泣いても慰める人も笑う人も 軽蔑する人もいない ただ孤独 何も重くない 何も感じない 生きているのかもわからない 意識は切れずただ生かされるだけ 思考を止めたくても止まらない もう やめてくれ 死なせてくれ いやだ 暗い 暗い 殺してくれ 誰か なあ おい もう やめてくれ
道
人が歩いている その下を見るとたくさんの足跡がある その足跡を辿るとそれぞれの道が見えてくる いつ どこから 何をしに 全てがわかる 憧れている人がいればその人の足跡を辿り 敵対している人がいればその人より早く進む 道は地面だけではない 人生そのものが道であり その人の功績になり足跡になる
帰る
ついにこの日が来た 寮にきて3ヶ月目長期休暇が入った いよいよ家に帰る 家に帰ったら何をしようか ゲームをしたり美味しいご飯を食べたり まず第一に家族に会おう 友達に会うのもいい 飛行機に乗り空港へ着き 出口を出た瞬間に見える父と兄の顔 久しぶり 互いにそういいお土産を渡す そして車に戻った時母に会う 母は少し過保護かもしれないが たまに会うぶんにはいい そして車で家に帰った時 それが一番帰った気がする 早く家に帰りたい 帰るまであと2日のお話
おかえり
犬が亡くなった 初めて腕の中で命が消えた 泣いた 感じたことのない感情が一度に流れると同時に 今までの思い出が流れ込んできた 犬は19歳私は13歳 私が生まれる前からいた犬 小さい頃はたくさん遊び ここ最近は元気がなかった だが家の中でたくさん遊んだ そしてある日テレビを見ていると急に 今日亡くなる と感じた そして翌日葬儀を行うため葬儀場に行った 道中もいつもの散歩が目に浮かび 次第に涙が出てきた 葬儀場に着き葬儀屋の方に任せたあと 車に乗り込んだ瞬間、本気で泣いた 家に帰った後も無気力のまま一日を過ごした そしていよいよ決心がついた。 遺骨を取りに行った。 遺骨を骨壷に入れそして持ち帰った。 犬が家に戻ってきた気がした。 その時悲しさが感謝に変わった。 私が成長できたのは君のおかげ ありがとう その一年後母からこんなことを言われた 「もう一度犬飼わない?」 どうやら母の友達が保護犬を保護したらしい そして経験のある私たちに任せたいそう 最初もう二度と別れたくないと感じ悩んだ。 しかしもう一度犬と生きたいと感じ 了承した。3ヶ月後家に犬がやってきた時 泣きそうになった。 飼っていた犬にとても似ている。と言うよりかは 同じ。家族全員の顔を見て同じことを 思っていることを感じた。 そして心の中でこういった おかえり
誕生日
ついに三月 やっと16歳になれる たくさんの人より後に生まれクラスでも 1番年齢が下だった だが考えてみるともう15歳にはなれないのか と思ってしまう バイバイ私の15歳 はじめまして私の16歳
友
友達ができた 小学1年生の頃 いつもの三人組 中学生になっても 変わらず同じ部活 喧嘩もした 仲直りもした 高校で寮生活をしている今地元に帰った時 必ず全員が集まる 地元も変わった 遊ぶ場所も消えていき 遊ぶものも無くなっていく しかし必ずそこには友情があり 絶対にスマホで遊ばずカードゲームをしたりして 心の底から小学1年生に戻っている 多くの大人は過去を振り返るなというが 子供に戻るのは楽しいことだ