もちごめ
8 件の小説君への幸せな縛り 2
『監禁、?』 『うん』 とうぜんのように落ち着いた返事が返ってくる。 実際僕も人生はどうでもいい。 ネットで殺してくれる相手、誘拐してくれる相手を探すぐらいだ。 とても悩む。 僕も高校生だ。幼馴染である雪が金持ちなのは知っているが、僕のせいで迷惑をかけないだろうか、金がたくさんかからないだろうか、お荷物じゃないだろうか。 『死にたいんでしょ?どうにでもなってもいいんでしょ?』 『ま、まぁ。うん』 『お金のこととか気にしなくていいから。大人しく監禁されて』 大人しく監禁されて。疑問ではない。優しそうだが、強制てきな口調だ。 迷惑をかけても別にもういいとかもしれない。 死ぬまでの最後ぐらい。 ていうか、雪に殺された方が、楽な “地獄に行けそうだ” 『うん。いいよ監禁しても』 『ほんま?!』 雪はとても嬉しそうにしている。もし、尻尾があればぶんぶんと振っているだろう。 僕が次の言葉を発する前に雪が喋る 『えっとねじゃあ決まりつくらないとね』 雪が言った決まり。 一。雪に逆らわないこと。 二。雪が与えたものを拒まないこと。 三。自傷行為をしないこと。 四。逃げないこと 五。自殺をしないこと。 六。メディアを一切使わないこと。 七。外との連絡手段も全て断ち切ること。 など、まだ何個かある。 こんなに決まりを作っているということは雪は昔から僕を監禁するつむりだったのだろう。 なら、いつから僕が死にたがりで、自殺志望者と言うことを知っていたのだろうか。 僕の中では決まりは少し厳しい。 自殺をダメだと言われると暇つぶしも何もできなくなる。 僕らは雪の家に行く。 『今日から雫の家はここね』 『ごめんちょっと足借りるね』 ゴキッッ ??? 『ぃ"ッッ』 『ぇ"?』 今、雪が僕の足を折った、?ぇ? 『だって逃げちゃうでしょ?包帯だけは巻くし大丈夫』 大丈夫なわけがない。 足の骨を元の位置に戻さなければ治ることのないのに 『僕と入れるんだからいいでしょ?』 と言いながら僕の携帯を取り上げ、ゲームのフレンドラインを雪だけになる。プラス携帯は没収される。 『やっと手に入れられた❤︎』 待ちくたびれたように言う。 その言葉が少しぞわりと来る。 僕をこの檻に閉じ込めるために、どんな計画を立ててきたのか。 『今日はもう寝ていいよ』 睡眠薬を飲まされ、眠る。
幸せな君への縛り
僕は、死んだ方がいい。 ここに生きている価値などない。 親に暴力を振るわれるけれど、あざができないから訴えられない。 どこかで、毎日心の傷が増える。 ゲームで出会いを求めても、世界が言う 殺人、誘拐、監禁。などはそう、起きない。 僕は生きたくないのに。 神が勝手に生かす。 生かすのであれば本人である僕に許可をとって欲しいぐらいだ。 何度も自殺を試みても失敗する。これもなにもかも、神様のせいだ。 神じゃなくて、悪魔に、死神に好かれていたのであれば、僕は軽々と死ねていたと言うのに。 そして今。僕は川にいる 今度こそ楽になっ見せる 『延々にさようなら。』 その言葉を残して、靴下を脱ぐ。そして川の水に触れる。 風が少し心地いいぐらいに吹き、川の水は少し冷たい。これが川遊びならとてもいい日になるに違いない。 どんどんと僕は川の奥に行く。水深が急に深くなる手前で空を見上げる。夕方だ。 勇気を出して、踏み出す。 .....??? 何でまだ死ねてない? 『せーふッ』 『は、?』 思わず汚い声が出てくる。 なぜ救うのかわからなった。けれどその第一声の男性の声はどこか聞き覚えがあり居心地のいい声だった。僕が振り返り、少し半泣きの状態でその男性の顔を見る。 『幼馴染ッ!何で忘れてんのかなぁ、クラスも同じなのに』 、、、 『お前に、僕の何がわかる?』 『雫の全てがわかる。』 なぜだろうか。そう言う言葉には嘘などないように感じる。 雰囲気が変わる 『雫が、寝起きのときぽやぽやしてること、寝癖がすごいこと。寝ぼけて抱きついてくること、辛い時は顔に出ること。我慢強いこと。周りに心配かけないところ』 次々と雫の知っていることを言われる。 『雫のことは僕だけが知ってるんだから』 奥で語尾に❤︎が見えた気がした。 本当に、僕の何もかもを知り尽くしたいいようだ。 それに、口に出した言葉は全て事実。 それもまた不思議。 僕のことを記録でもしているのだろうかと言うデベルだ。 『ねぇ、雫』 僕は恐る恐る声をだす 『なに』 『そんなに、死にたいなら死にたくなくなるまで、僕の家で監禁してもいい?』 少しぞわりと鳥肌が立つ。 死にたいと毎日思うようになってからの鳥肌は初めてだ。 それに監禁という言葉が雪の口から溢れるなんて。 雪は明るく元気。監禁など、ヤンデレっぽいことはしないのに。
自分のことが一番大っ嫌い
僕は勉強が終わると泣いてしまう。 勉強の途中でも。 難しい問題が出ると泣く。 学校では泣かないが、 泣いてしまう僕が嫌いだ。 死んでしまいたいほどに嫌いだ。 けど、死んでしまう前に、僕は信じたいと思っている人がいる。 長距離恋愛だけど、 褒めてと言えば、褒めてくれる、 殴られたと言われたら、怪我がないか心配してくれる。 心が闇に呑まれそうなら、甘やかしてくれる。 そんな彼女が好きになった。 前の時本当に死にそうになったとき(自殺) 『今ほんまに生きていてくれてありがとう』と言われた。 『もちごめが死んだから目が腫れるぐらい泣くから』そう言ってくれた。 だから僕は今息をしている。 けど、僕の泣き虫は治らない。 多分、35ぐらいになると、自殺をまたしようとするだろう。 けど、彼女が死ぬまではぼくも精一杯頑張る。
期待というゴミ
僕は人生で一度も親には期待されたことがありません。 期待されている人はそれはそれで辛いかもしれませんが。 僕はアホです。 小学生の時に。 テストで裏19点、表50点。その最悪な点を取りました。 その時に親は『それだけできれば十分よ』と言いました。 姉の時は90点以上でなければ軽く笑いながら怒ってました。 僕は今中学生になりました。 親には吹奏楽部に入れと言われました。 僕はもちろん拒否をします。理由は。音楽の才能はないからまたどうせ“”比べられる“”ことになるから。 親は人を比べるのが好きなようですね。 子がそれでとても苦しんでいても。 僕は小学五年の時。 理科の授業をしていて理科は担任の先生が担当していました。 その時は月曜日で、日曜日にショッピングにいき、ダイソーに来て、縄を買えばすぐに死ねると思い買おうとしましたが親に買う理由などをいえないからやめました。 その理科の授業にその言葉が頭に周り、 あの時死ねたらもう頑張る必要はなかったのに。 そういう言葉が頭を巡回しました。 そう思っているとふと涙が出て。先生になんで泣いてるの?と言われ、後で話聞くからね。そう言われました。 もちろんこのことは言えません。 死にたい というなんてもってのほか。 その時は言わずにすみました。
自殺3
次の日。 僕は目を覚まし、久しぶりに白楽高校の制服を通す。 学校の中に入り二年四組の教室に入る。 周りからの視線が痛い。 呼吸が詰まるような感じだ。 『カヒュ』 やばい。過呼吸、早く治れ薬、 『ハッカヒュカヒュ』 『やば、何あれ』 『心配して欲しいのかな』 『関わらない方が良さそう』 やばい どんどん視線が集まる。僕はカバンのなかをあさる 『カヒュカヒュ』 『?!』 『天華?!』 だれだっけ、昨日の、 『カヒュカヒュ』
人を信じる恐れ
人は泣く。 その悲しさを埋めるために大切な人を作る。 けどその大切な人は遊びで付き合ってるだけかもしれない。 けど、それでも人間は誰かを信じる。 そして勝手に壊れて行く。 僕はその体験をしたことがある。 悲しい時に、辛い時にたよっていたひとが 『最近うざいよ?』 と言い始めた。 それでもう。人を信じるのが怖くなった。 1人の先輩が『君は努力していて、親の機嫌持ってて、頑張り屋で偉いね』と言ってくれた。 僕にとってその言葉は心底嬉しかった。 多分その人は僕が死んだから泣く。 勘だがそうおもった。 泣いても、引かないし、 笑ってる時は一緒に笑ってくれる。 うっとうしいぐらい、わがままを言ってもそれのことを聞いて叶えてくれる。 僕がリアルで信じている人はいない。 けど、先輩だけは信じられる。 前向きに僕と関わってくれるし。 相談にも乗ってくれる。 けど、まだ信じるのが怖い。 先輩に頼りすぎも良くないけど。 頼って、その後に裏切られる方が怖い。 心が崩れないためには、信じる人を作る。そう言ってるけどぼくはそうは思わない。 だって、信頼出来る人を作っても、大抵は裏切られるから。 けど、僕は たった1人の先輩と一緒にいて、幸せだと思った。 親に怒られ、殴られても、 先輩と話すと、そんな嫌なことは秒で消える。 先輩は僕を駒、ゴミとして見てない。 だから、今これを最後まで見ている君は。 どうか、どうか、 お願いだから、裏切られない、信頼出来る人を見つけて欲しい。
自殺2
『性同一性障害は人に避難を受けやすい精神的病気。』 僕は口を開き、質問をする 『気持ち悪いでしょ?男のものが好きで、色とかも、黒が好き。スカートは大っ嫌い』 彼は頭を右に傾げて言う 『そうかな?』 『ぇ?』 初めて言われた。 こんな僕を引かない人は初めてだ。 ほんの一瞬だけ、嬉しい気持ちが出てきた。 『差別する世界が、アホだろ』 『プッ』 僕は少し声を上げて笑った。 『笑った顔可愛い...』 多分彼の声は僕の、耳にも届かなかった。 『どこ高校?』 『白楽』 『ぇ?まじ?』 『なに?』 『俺もなんだけど』 恋愛漫画みたいな話だ。 僕にはこんなことがないと思っていた。 『なにそれ、』 『なぁ天華ちゃん何組?』 『四組』 『ぇ"?頭いい組じゃん』 初めて僕の頭の中に、[辛い]、[死にたい]そんな言葉が消えた。 僕は笑う。 楽しいから。嬉しいから。この病気のことを理解してくれる人がいたから。 久しぶりに笑った。何年ぶりだろうか たぶん六年ぶりだろう。 『なぁ天華ぁお願いだから明日学校来て教えてくんね?』 多分僕がここでいいよと言えば彼は目を輝かせて[うん]と言うだろう。 『いいよ。けど、..なんでもない』 多分この人なら、なんでも受け止めてくれそうだ。 僕は恋愛感情について何も思っていなかったけど、多分。普通の女子と同じ男性が好きだ。 理由は、言いたくない。 けど、僕が本当に男の姿になれば、[ゲイ]になる。そしたらまた世界は僕を認めてくれないだろう。 だから僕は女のままだ。
自殺1
人は生きる意味がないのに生きているそれまた不思議だ。 何かの賞をとっても、何か、歴史に残るようなことをしても、死ねばそれは報われない。 報われている時間は生きている時間だけだ。 だからこの世界という地獄から抜け出すために、 僕は死ぬ。 今僕は川の目の前にいる。 水入だ。 簡単に言えば溺れ死。 僕は女だ。 女なのに僕っていうのおかしいだろ? 世の中女は女らしく、 男は男らしく。そんな馬鹿げたことを言いふらしている。 男は泣いちゃダメ、女はスカート。男はスカートを履いてはダメ、女は女らしい言葉遣い。 男はとか、女はとか、 指示したものはとても多い。 けど、その指示は総理大臣が決めたものでもない。 けどその流れがあるかかぎり、 女の議定は美しく、可愛く、女性らしく振る舞う。 男はたくましく、男のように振る舞う。 この世界で苦しむ人はたくさんいるだろうなぁ。 はぁ、心のつぶやきはもう終わりにして 『死のうか』 『さよなら。世界』 靴と、靴下を脱ぎ、足を水につける。 川の音がきれいに聞こえる。 水の深さは結構ある。 『?』 …………… 『あっぶね』 『ギリギリセーフ』 なんでこの人は私の目を見ているのだろうか。 なぜ助けたのだろうか。 『だれ』 『助けた相手に誰ってひどくない?!』 そういい彼は笑う。 なぜ笑えるのか、作り笑いなのか、本当の笑顔なのかすらわからない。 『名前なんて言うの?綺麗なお嬢さん』 『綺麗.....?』 『おう』 『嫌い』 『ぇ"?』 綺麗と言う言葉は、嫌いだ。 私は腕にリスカあと、首には首を吊った跡、 髪型は男のように短い。 スカートではなく、ズボンを履いている。トップスは男のような服。 こんな僕が美しいなんて馬鹿げている。 美しいと言う言葉より僕は [カッコイイ] その言葉が欲しい。 ....?? 何勝手にその言葉が欲しいなんて考えているのだろうか。もうとっくのとうに欲望は無くしてきたはず。 『ぁ〜えっと、名前教えてくれない?』 彼は少し困った顔をしている。 彼は私が性同一性障害だ。と言えば引くだろう。 だから私は言わないその言葉は。 『普通は、君から名乗るのが普通じゃないかな、』 『ぉ、そんなマナーがあるのか』 多分彼は辛い思いなどしてない。 決めつけは良くないが、僕の目にはそう見える。 だって彼は 未知の生物を見ている目で僕を見ているから。 『俺は神田優斗 君の名前は?』 彼は自分の名前を言い、僕が名前を言うのをキラキラした目で待っている。 『おかし、』 『僕の名前は七瀬 天華』 『天華?可愛い名前でいいじゃん』 気色悪い。 今すぐにでも名前を変えたい。 僕が彼を見ると笑顔が消えていた。 『で。なんで死のうとしてたん?』 私は引き寄せられた反動で芝生にしりもちをついてしまう。 『世界に不満があるから』 多分そう言えば不満って何と、帰ってくるだろう。 『へ〜』 『不満ねぇ〜....たかが不満一つや二つで死んじゃうの?』 『は?』 思わず心の声が漏れてしまう。 『ぁ、すみません。』 僕はしりもちをついた、ズボンを叩いてどこかに行こうとする。 『待って』 僕と、彼は足が絡まり、床ドン状態になってしまう。 けど、そんなにロマンチックなものではない。 僕が自殺をして、彼を止めている。 それだけな話 『不満ってなに?』 『偏見持たれるから言わない』 『むり。』 彼は多分僕が不満を言わないと逃してくれないだろう。 僕は口をほんの少しだけ開く 『性同一性障害知ってる?』 僕は敬語をつけるのを忘れてしまった。 僕にとって、性同一性障害はやっかいな怪物だ。 『なんそれ』 『女性が男性になりたいとか、』 いや。言い方を間違えた。僕は言い方を変えて言う 『外が、女性で中が男性のことを言う。』 『へー。で、それが天華ちゃんの不満とどう繋がるわけ?』 『性同一性障害は世界から非難を受けてる。』 『なんで?』 彼は体を起こし、その場にあぐらをかいて、座る その(なんで?)その言葉は本当の興味だ。 なぜ人が否定されるのか。単なる不思議で聞いている。 『女は女らしく。男は男らしく。そんな言葉が染み付いてるから』 彼は不思議な目で僕を見る。