湯呑み

5 件の小説
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湯呑み

浮かんだ事 感じた事 それっぽく書くだけ

ほんの一部のこと

A子とB子は仲が悪い みんなが知ってる事 でも何故A子ばかり庇うの? でも何故B子ばかり責めるの? A子はB子に話しかけるのも嫌みたい B子はA子に一生懸命話しかけてるのに A子は逃げちゃう それでもA子を庇うの? B子が何か失敗をしたとしても理由も聞かず話し合いもせず一方的に責めるA子は何様だろうか? B子は相談したいんじゃないのかな?それを聞かなかったのは誰か… わたしには誰が悪いかはわからない でもA子が善だとも思わない みんなは少ししか見ていない もっと広く見れば本当の問題点が見えてくる 何故見ないのか、見たくないのか A子とB子は仲が悪い みんなA子を庇う だけどA子はいい子のふりをしているだけ

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ほんの一部のこと

すきな服を

チェックのタイトスカート 私のお気に入り 何年か前に一目惚れして買ったことは今でも覚えてる 好きな人ができて出掛けるときもそのスカートだった 好きな人から告白された時もそのスカートだった このスカートを着ているといつも幸せ チェックのタイトスカート 好きだった人の事を思い出す いま私はデートの服を選んでいる 大好きなチェックのスカートを着るか迷う     思い出が詰まったスカートだから… また大好きなスカートを着て大好きな人と出かけたい その人を本当に大好きになった時に大好きなスカートを着て出かけよう それまでの間はスカートを閉まっておこう チェックのスカートさん、行ってきます

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すきな服を

珈琲の理由

貴方がいつから珈琲を頼むようになったのかを私は知らない 今まで貴方が珈琲を注文した時の隣にいた人 何の話をしていたのかも知らない 今日も貴方は珈琲を注文している 貴方の横には私がいる 彼はどんな人だったのだろう どんな経験をしたのだろう 今の彼を私は見ている 今までの彼を含めて これからもっと彼を知りたい 彼との思い出を増やしていきたい

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珈琲の理由

今のあなたへ

仕事に疲れてないかな 栄養のあるご飯食べてるかな 寒さが苦手だから体調崩してないかな これから貴方の心配をするのは 私じゃない女 私はもう貴方の心配なんてしなくても良くなった 私は貴方の幸せを祈ってる友人になっただけ それでもあなたが好きでした

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今のあなたへ

わたしをみて

高校生で恋人ができて 大人びた化粧をして 大学に進学する 卒業したら社会にでるけど 20代半ばになると結婚して 子どもができる ほとんどの人が想像する人生計画 みんなと同じように過ごすと私も幸せになれるのかなと思っていた。対して長くもない髪をゆるく巻いて、好きでもない色のスカートを着る。美容に疎いけど流行りの化粧をしてみたり…みんなの真似事をして何となく学校の、社会の仲間になっている気がしていた。それが人並みに幸せだと思っていた。 学生生活はクラスの女子に嫌われないように目をつけられないように目立つ子のマネをしてた。周りに恋人が出来たら自分も恋人を作らないと。みんなと一緒じゃないと仲間はずれになってしまうからと。私が周りにどう映るのはばかりを気にしていた。 自分らしさより集団との協調を優先して。 20代半ばになると結婚の報告が圧倒的に増えて学生時代の焦りとはまた別の感覚と感情が自分を襲う。みんなに合わせないと、仲間はずれにされてしまうと。 こればかりは周りに合わせることが難しい。買えるものでもないし、誰よりも最高の彼を手に入れたいと欲張ってしまうから。 周りからは「最近どうなの??」って腹の探り合いみたいに。何かが私を縛り付ける。仲間はずれになりたくないと。 私は今までみんなと同じように生きてきた。自分の個性を出してしまうと周りにどんなふうに見られるかわからないし批判されるのが怖かった。それに社会に馴染むことで自分は普通ということを認識したかったのかもしれない。いつのまにか自分らしさを見失ったらしい。人生の暗黙のルールってやつに縛られて生きてきたのかもしれない。 今は私がどれだけの価値があるのかを周りに見てほしい。もっと私を見て。私は周りとは違う。 こんな世界に生きるのは本当の自分じゃない。私をここから出して。私はこんな世界で生きる人間じゃない。

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わたしをみて