るむる

2 件の小説
Profile picture

るむる

転生先は私の性癖ど真ん中

私の名前は颯 伊織(ハヤテ イオリ)。極々普通の女子高校生だ。今ハマってるのは夢小説や夢絵を漁ること。最近は自分で書くこともある。友達には笑われるけど…。 まぁ確かにね?現実では2次元の推しに会うなんてことはできないんだけどぉ!それでも会いたいじゃんっ。あわよくば推しに会える世界に転生したいっっ。 とまぁ、そんなことを考えながら読んでいたら気づけば寝落ちしてもう朝だ。しかも8時…。 「ヤッバ!もうこんな時間なの!?早く駅行かないと乗り遅れるっ」 私が乗っている電車は8時10分。そして家から最寄り駅まで約7分かかる。そう、まさに遅刻の危機!そういう事なので今めっちゃ走ってる。死に物狂いで走ってる。 でも…これが私の人生を変えることとなる。 走ってる最中に横からクラクションが鳴る音がした。周りからは悲鳴などが上がっていた。気づいた時には私は横たわっていて、起き上がろうとしても言うことを聞いてくれない。 「…っぁ…」 声だって出そうとした。でも、やっぱり出てこない。 あぁ…そっか。 死ぬんだ、私。 どうしたものかなぁ。まだ書き途中の夢小説があったんだけど、死んじゃうのかぁ。死ぬならせめて推しがいる世界とかファンタジー系の世界に転生したいなぁ。 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 次に目を覚ました時にはザ・19世紀のパリって感じの、まさに私の性癖に刺さる場所にいた。 「は?」 これが今の私にある、唯一の語彙力だ。 当然だ。異世界転生したいって願ったのは私だけど、現実になるなんて。誰が想像出来る? そんな時だ。 (ようこそ、ハヤテ イオリ。貴方のなりたい職種を選んでください。) どこからか声が聞こえた。20代前半くらいの女性の声。 「てか、職種って何?」 (はい。職種とは「職業の種類」の省略表現です。) うん、知ってる。それは知ってる。 私が聞きたいのはなぜ急に仕事を選ばなくてはならないのか…だ。 だって私は夢小説にハマってトラックに轢かれて死んだ女子高生だ。 「ちなみに職種って何があるの?」 (勇者や探検者、盗賊などがあります。が、マスターの魔力値で言えば魔法士が妥当かと思います。) ファンタジーだなぁ。分かってはいたけど。ていうか、最初の方は武闘派な職業入れて置いて最終的に魔法士が妥当とか言われちゃうのかぁ。夢小説書いてたおかげで想像力は異常なほどあるけど。でも生きていくことには必要なことなのだろう。背に腹はかえられない。 「んー、じゃなってみますかぁ。どうやってなるのかは分かんないけど。てかキミ誰。」 (申し遅れました。エレシアと言います。これからよろしくお願いしますね、マスター。) ツッコミどころ満載だけど…。姿は見えない(おそらく女性)の相棒ができて私の脳内はハチャメチャ。一体この先どうなるのやら。でもまぁ、なんとかなるだろう。 こんなことを思いながら 私の新たな物語は幕を開けたのだ。

1
0
転生先は私の性癖ど真ん中

自己紹介

いろんな人がやっていたので自分やってみることにしました。 まずはじめまして。るむるって言います。 性格は男っぽいって言われますが一応女子ですw 最初は見る専にしようかなぁと思っていたのですが物語を書きたいと思うこともあるので両方やろうかなって思ってます。 趣味はゲームとかアニメ鑑賞、たまにオープンチャットもやってます。 私が書く内容は多分自分の趣味やファンタジー系を題材にって感じだと思います ※初心者です。許して✋ あんまり長くなってもアレなのでこの辺にしておこうかな。そういうことで文章も拙いヤツですが皆さんよろしくお願いします😊

2
0
自己紹介