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3 件の小説少し先の優しい世界で
もう、何もしたくない やめたい。 高校2年生まで進んだ僕はそんなことを考えた。 ただこれを言い続けてるとこの世界では怠惰なんて思われるのだろう。絶対、 いや、ただ何も理由なしに言ってるんじゃない だって真剣になにか物事をする度に色んな人から文句言われるし 呆れられて、ため息だってつかれるし 優しく励まされたりされても結局裏ではなんか言われるし、そのなかでトゲのある言葉も少なくは無い もう散々だ これもこの世界では言い訳に取られてしまうことも少なくない、というかほとんどだ。 僕だって一生懸命で真剣。というかきっとみんな自分の最大限真剣に生きてると思う。 その真剣さをはかるものさしの目盛りが違うからこんなことになるんだと思う。多分、 正直苦しい、経験したことないことがどんどん、押し寄せてくる こんなに人工知能やITや機械が発達している世界なら、そろそろ人間が言葉で表すものの、どこか曖昧なものを数値化するようなシステムが出来てもおかしくないのに、あれば便利だし少しは人と人とが理解し合えるのでは、なんて思ったりする。 “こっち”だったらそういったことも出来るのに 僕はそういったこの世界が嫌になりときどきこんなことを口にするが、 今日はそれを実行しようと思う。 ある意味、これがこの世界から救われる唯一無二の方法だったりするかもしれない。 “もう、死にたいな” その言葉を最後に目の前が真っ暗になり、今までに感じたことの無いほど気持ち悪さと快楽が同時に押し寄せてきた。 目を覚ますとそこは真っ白な部屋だった 僕が目を覚ましたことに気がついたのか、パーカーにジーンズとラフな格好をした背の高い男性が近づいてきた。 まだ意識が朦朧としているから、誰かわからない。そいつが口を開いてこう言った。 “お疲れ様でした。今回はまぁ、 上手くいった方ではないでしょうか?17年生きたのですから。 少しリアルに作りすぎましたかね? いかがでしたか?我が社が開発した 人間シュミレーションゲームは”
2024610
“ーーくんのことが好き……なん、です…” 静まり返った物理室。 ど、どうしよう、言ってしまった… 好きな人と2人きり、マスクの下の頬がじわじわと赤く染ることを感じて余計に恥ずかしくなる。今は顔を直視できないし、見られたくない…… 今日は文化祭の終日準備。教室装飾に使うものが無くなっちゃって、荷物をまとめて置かせてもらってた物理室に探しに来たところだった。 私1人で探すつもりだったんだけど、何故か着いてくるという好きな人。とっても自然な流れで2人きりになったので、今しかないって思って言ってしまった………… 言ったはいいものの、 ……ねえまってなんで黙ってるの、? お願いだからなにか喋ってくれーーー……気まずいんだーーーなんか頭ぐるぐるしてぼーっとしてきた… やっぱりダメ、だったか…… もうどうにでもなれって気持ちが湧いてきて恐る恐る顔を上げた。 驚いた そこには顔を真っ赤にして口を押さえてる好きな人の姿があった。
2024430
今日は学校を早退した。 理由……3日前から頭がなんかとっても重くて、やる気も出ないし、朝勉強してみたけど圧倒的に集中出来なかったからだ。 この本音を先生や親や友達が聞いたら、言った言っどんな顔をしてなんて答えるのだろうか。 学年も1つ上がって今年こそはと意気込んでたもののこの有様。 元々不登校の予備軍みたいだった自分したら新学期から今日まで学校を遅刻早退欠席なしで行ったことはかなりの快挙ではないだろうかと勝手に思っている。 でも世の中そう上手くはいかないらしい。 学校に行けるようになれば求められるレベルがどんどん高くなって、出来なければ “なんでそんなことも出来ないのか” と罵られる。 もう人生をやめてしまいたい。と何度も思ったが、自分で人生を終わらせられるほどの勇気など持ち合わせていない。 さて、明日からどうしたものか。