ピコナナ
31 件の小説俺の名前は…
俺は世界の端で生きている 闇の住民というやつだ 時には空を舞い 時には広い世界を歩き、 またある時は海に足を運ぶ 俺らは 人に見つからないような場所で生きている 見つかると命に関わるからだ だが、稀に俺を見つける者がいる そいつは俺を見つめ、こう言うのだ 「Gだ!、Gがでた!」
雨音 弥栄彦
僕の名前は雨音 弥栄彦(うね やさかひこ) (僕には力がある) そう実感したのは小学六年生の頃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ――テレビの占い番組が言った。 ――今日の星座ランキング、第12位は。 ごめんなさい、牡羊座のあなたです 「えぇー!牡羊座僕じゃん! 最下位やだよぉー!お母さんー!」 小6の5月、テストが間近に迫っていた。 『あらやだ!あなたが叫ぶから お水こぼしちゃったじゃない!それに、 ランキングなんて、ただの迷信よ、 そう焦らなくても弥栄彦なら大丈夫よー』 母に軽くあしらわれ 危機迫っていた僕は母にこう言ってしまった 「あわよくば お母さんの運気を貸してほしいほしい!」 そう言った直後 母がこぼした水に足を滑らせ 机の角に頭をぶつけ そのまま床に倒れ込んでしまった 「ママ!」 慌てて母に駆け寄る、 頭から血が流れ出し、 その血は止まる気配がない このままでは、母が死んでしまう その時僕は本能的に理解した (これ、僕のせいだ 僕がママの運気を借りちゃったんだ!) 母の手を握り締め、叫ぶ 「返す!ママの運!返すよ!」 すると 自分から何かが吸い出される感覚がした ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (そうしたら、 母の意識が戻って生き返ったと) この事件以外でも (「○○ちゃんの国語力を貸してほしい!」) とか (「○■君の免疫力を貸してほしい!」) とか、借りまくった そしたら ○○ちゃんは 借りてる間先生に敬語使わないし ○■君は 借りてる間コロナで寝込むし 僕の力は本当だって思い知らされた
天国判別係(官)
多くの資料。 白い閉鎖空間の部屋 パイプ椅子が二つ向かい合って置かれている (面接だと思ったかい?違うな ここは死後の世界。 人の言う 天国 だ 僕は判別官。命を分ける仕事をしている) (不思議そうな顔をしているね。 命を分ける事を知らない顔なのか 君は小説を読むのが苦手な顔なのか 神のみぞ知るね まぁ、僕がその神の親戚だけど) 命を分けるとは。 その名の通り、 死んだ命 保管用、観察用、未練用と分ける事だ 保管用はいわゆる転生 観察用は改心施設、悪い心を治す施設だね 未練用とは霊として、 未練をなくしてもらうまで地上にいてもらう この様に命の利用法を分け、 この世は秩序を保っている。 (あれ?言葉がおかしい? 許してくれ。これが私の語彙力の限界だ 、、、しばらく待っていると パイプ椅子から 今回の死亡者が来てくれた様だ) 自分の手元の資料を見る 1000番目 矢嶋 矢木〔やじま やき〕15歳 雌 日本出身 精神状態 正常 身体状態 特に異常なし。 (ん?、、) 資料に気になる点がある (身体状態異常なし?。) 目の前の少女をみる、 パイプ椅子には少女、 矢嶋 矢木の。 (、、生首しかないが?) この場では、死んだ時の見た目で パイプ椅子に座ってもらう 腕が潰れて死んだなら 腕がない状態であらわれる 頭が潰れたのなら 顔がない状態で現れる 原理は知らないけど、顔がなくても喋れる (生首しかないって、異常でしかなくないか? そこまでグロい死に方をしてたら、 精神状態だって狂うだろ) 、 、 、 理解した (なるほど 生を受けてからずっとこの形状なのか!! 生まれつきなら仕方ない。) そう納得し、資料を最後まで読み、 矢木は保管用とハンコをする 、、 「えー、と矢木ちゃんは転せ、、あれ?」 ふと、資料の先を読む 矢嶋矢木 1000番目 (私には、個人の独自のルールがある 10とか。100とか。 こう言った すっきりした数字の人の願いを 叶えてあげること 人間界にも 「入店100人目のお客様〜」 とかあるじゃない?) パイプ椅子から立ち上がり、 矢木の方を見る (記念すべき1000人目の子だ。 どんな願いでも叶えてあげよう) 「あっ!矢木ちゃんは私が担当した 1000人目の死亡者だねー!おめでとう! 1000人目記念に 願いを一つ叶えてあげよう。」 すると今までずっと黙っていた 矢木が口を開く 『私の死因って。なんなんですか? なんで下半身ないんですか? どこ行った私のボデー。』 「ボデー、、」 とても饒舌で驚きを隠せない 「生まれた時から首しかなかったのでは?」 『それだったら生まれた時から私、 死んでんじゃないですか』 、 、 、 『で、私の死因は?。 死んだ時そこまで痛くないんですが。』 矢木を宥めながら、僕は話し始める 「どうやら 呪い殺された説 が有効だね。 未練用の人は人の区別がつかないからね。」 『誰に、』 矢木がボソボソと何かを口走る 「え?」 『誰に呪われたんですかぁ!私はぁ!』 さらにヒートアップし始めた。 やばい、この資料には死因が載っていない。 自分の死因を知って発狂する方が多いからだ 、? 矢木が突然黙り出す 『、 、 、』 叫びすぎてつかれた?、、 「ど、どうしました?」 『私、今日誕生日だった なのに、死ぬなんて、、』 よく顔を見ると目の周りに涙が溜まっている 誕生日、、、ってなんだ? 誕生、と言うことは、生まれたことか? び(日)ってなんだ?、、 「人間の言葉は難しいですね」 しばらくの沈黙が続く (困ったなぁ、、 いつもの願いだと 《愛犬にもう一度会いたい》とか 《転生したら人間にして欲しい》とか そういうのだったんだけど、、 記憶を遡っていく間に、 とても昔のことを思い出した) 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 資料 1番目 山谷 嶺二(やまたに れいじ)17歳 雄 日本出身 精神状態 不安定 身体状態 首を圧迫した為死亡 経歴 2005年 5月4日 午後3時11分52秒 奈良県 御所市 誕生 家族形成 山谷 宗介 父 山谷 野子 母 山谷 瑛二 弟 山谷家所属 ……………他にも色々綴られている そして、最後に死因が記されていた 死因 自殺 、、、、 「初めまして。 嶺二様ですね どうして自分を殺したんですか?」 嶺二は黙ったまま、顔を上げる 顔を上げた時 首に絞めた後が見えた 《、、、あんたには関係ないでしょう》 「首吊り、、ですか? 最後ぐらい話聞きますよ?」 嶺二が椅子から立ち上がる 《その資料、俺のことが載ってるんだってな じゃあ話したくないぐらいわかるだろ!》 嶺二はとても興奮しているようだ (僕は、経歴を知ってるだけで。 谷口さんの過去は知らない。 、、でも、黙っといたほうがいいか、) 「申し訳ございません」 しばらく沈黙が続く 、、《なぁ、》 嶺二が口を開く 《お前は、神様なんだよな、、 なんでカスみたいな人間も作るんだ?》 「知りません、私は判別官なので。 人を生み出せません。」 《そうか、、》 隆二は頷き、座る 自分にはその言動がとても寂しそうに見えた 、、、 、、 「あの、あなたは、記念すべき一人目です 嶺二さん自身の願いであれば、 、叶う保証はありませんが、 叶えて差し上げます」 《本当か?、なら、頼む》 すると、嶺二は想像もしなかったような 笑顔を見せた 「俺をもう二度と、人間にしないでください」 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 ちょうどあの時から死因は綴られなくなった (あー懐かしい!、 あの時から始まったんだよなぁ あの後神様に掛け合って、、 隆二さん、人間以外になったかなぁ?) 矢木がこちらを睨みながら圧をかけてくる 『、、、、、 何か言ってはどうですか?』 ぼくは息を吸い込み、矢木さんに質問する 「君の最期を教えてください」
それでもーーは止まらない
「お兄ちゃんまってよぉ!」 でも、お兄ちゃんは止まらない 振り返ってもくれない 当然、返事も返ってこない ああ、昔はそうじゃなかったのに 「お母さん待って!」 でも、私は止まらない 振り返らない 返事もしない 今ならわかる お兄ちゃんは 私を強くしようとしてくれたことに そして、私自身それに感謝している。 この子にもそうなって、、 強くなって欲しい だから私は止まらない 何を言われようとも、私は止まらない
ーーーーの中で、、
ーーーーの輪っかにはいつも空が写ってる とっても綺麗で飛び込みたい その中は、天国みたいな場所なんだろう くるくして辛くて毎日 びくびく、震えて、泣いていた つんざかれる心、裂かれない様に耐える為に りきんだひょうしに いたいとさけんだ と ゛うせ叫んだところで何も起きないのに 辛いよ 苦しいよ 輪っかの中に入って 天国に行きたい 綺麗で 綺麗で、 かけたくて 掛けたくて 解放されたくて ねぇ? ーーーーの中はなぁんだ?
私の人生
こんにちは ピコナナ です! 夜分にうるさくすいません! 私の人生についてお話しします! 私の中で1番心に残っているのは 鳥を飼った事です 最初は鳥の爪が怖かったのですが、 日に日に 「もしかしたら人間より優しい?」と思い、 鳥を好きになった次第です そして、 私は、懺悔しても許されない罪を犯しました。 小さい頃、私は飼っている鳥を 踏んでしまったのです。 もう、今でも何で言ったら良いか分かりません お兄ちゃんに責められている感覚、 種族上出来ないけど 自分より長生きして欲しかった。 自分が○ねば良かった など、今でもそう思っています そして、これも私が弱いせいなのですが、 精神的病気なのでしょうか、、? (皮むしり病) というものになってしまったのです。 初めに言っておくと、 リストカットみたいなものでは多分ないです! 自分で皮をむしり、血が出たらやめる、 みたいな感じです! まぁ、これに関しては そこまで重く取られていないですね! こんな感じで私はみんなよりも劣っています! でも!鬱というわけではないのですよ! また、 私の小説ちゃん達を見てくれると嬉しいです! 最後告知みたいになっちゃいましたが 私もこれからも楽しく小説を書いていきます! ご覧いただきありがとうございました! おやすみなさいませ!
TRPGのキャラです!
元子 林(ゲンシ リン) 性別 女性 年齢 二十代前半 職業 漫画家 見た目 黒髪ロングストレート 目つきが悪くスケバンみたい 過去 げんし りんと言う名前でいじめられた (原始 林だから) バックストーリー? 元子林と言う名前が大嫌いで いずれ誰かと結婚し、 苗字を変えたいと思っている 他にも元子林と言う名前で 苦しんでいる人もいるだろう と言うことで漫画家を決意 見た目とは裏腹に何処か気弱な性格 性格は変えても大丈夫です!
桃太郎(ブラックオマージュ)
あるところに桃が大好きな女の子がいました でも、中性的な見た目なので 桃太郎と言われていました あるところに若い男女が交際していました でも、少し貫禄があったので おじいさん、おばあさんと言われていました あるところに動物が好きな三兄弟がいました でも、少し野生的だったので 犬、猿、キジと言われていました あるところに心優しい男の子がいました でも、少し見た目が怖かったので 鬼 と言われていました みんなみんないじめられていました あるものは「女が男かわからない中途半端奴」 と言われ続け あるものは「ジジイとババアがいちゃつくな」 と言われ続け あるものは「森へ帰れ、猿どもが!」 と言われ続け あるものは 「怖い近づかないで」 「鬼がこっち見てくるー」 「どっかいけ」 「どっかいけ!」 と言われ続けました みんな助けを求めました 少し見た目が違うだけなのに 少しみんなとは違うだけなのに 馴染みづらかっただけなのに 被疑されて 美味しいきび団子も食べられずに 離されて離されて いずれ耐えられなくなる これがいじめなんだから もうこの世のことわりだから みんなは自分の長所も見てくれない この世は好きですか?
笑うとおもろい
「こんにちわ」 女の子がたってるわ 「どこからきたの?」 犬が話せるわけないやろ 「好きな色は?」 犬が話せるわけないやろ(2回目) 「あなたの夢は?」 犬が話せるわけないやろ(3回目) 「自分の長所は?」 犬が話せるわけないやろ(呆れ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「好きな色は?」 前言ったやん青 「あなたの夢は?」 人語を話すことやな 「自分の長所は?」 明るいところや! 「ねぇねーいつか私がお姉ちゃんになったら また質問していい?」 ええよ いくらでも待ったる! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「助け、」 〈いたぞ!こっちだ!〉 〔化け物!もうおなごを襲うのはやめろ!〕 {ケルベロスがおんなをころしたぞ!} 違う、、うちは 〈殺せ!化け物を殺せ!!〉 うちは なかようなりたかった、だけなんや ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 共存したかった そのために首を2本切ったのに 犬になったのに なんでまだ化け物扱いされんの? 女の子はうちを犬として見てくれた 《魔犬はいやか?》 「いやじゃないよ!犬!」 女の子はうちを犬うて慕うてくれて 女の子が村を出る時に お姉ちゃんになって帰ってくるって言う ペットと飼い主らしい約束をしてくれたんや でも、うちの二体が おなごが村へ出るのを許さんかった うちが寝てる時に二体がおなごを殺した ケルベロスに生まれてなかったら どれほど、、マシやったやろうか、、 飼い主を殺した自分の気持ちは 誰にもわかあてほしくない ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「こんにちは」 だれや? 「犬さん」 もしやおなごか? いやちがうな、 声が男や 「どこからきたんだ?」 、、やのごと村や 「好きな色は?」 青、、やったけど赤やな、いまは 「あなたの夢は?」 人語話すことや 「自分の長所は?」 ないな 「無いことないだろ」 ないもんはないんや 「お前は毛並みがいい、、 ゴールデンレトリバーみたいだ」 ゴー?、なんや?それ 「犬種さ」 てか 会話通じとるやん なんやお前 「男」 なるほどおとこというんか 「よろしくな」 よろしくか、。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お前とおると笑うとおもろいな! 「言葉の並びおかしいぞ、、」 いいやん 笑うとおもろい! 《わからん話は、いやか?》 みんな
現実
私は自分自身、世界一辛い人間とは思わない ご飯も食べれて、いじめもそこまでない でも、辛いことは誰でもある 自分より人が辛いっていう 当たり前の現実が 「私は辛くない つらそうな顔するな」 そう言い聞かせちゃう 死にたいなんて思ったことないくせに 自分よりも辛い人の気持ちを考えろ 人の二、三倍がんばれ お前は頑張ってないから 病んでる風に言うな 気持ち悪い 実際にそう言われてないのに そんな風に感じてしまって 少し疲れただけなのに 自分が辛いって思っただけなのに 「現実を突きつけないで」 「がんばれなんていわないで」 「自分が頑張ってないみたい」 「自分が頑張っていないのかもわからない」 「みんなの方が辛いから」 「そんなのわかりきってるから」 「悩みを言えない現実を」 「わかってよ」