たまご
2 件の小説夏の終わり
喫茶店に行った クリームソーダを頼んだ カランという氷の音と共に 夏の空気が溶けていく 終わらないで クリームソーダも 夏も あの子と行った海 水族館の海月 夏のじりじりとした暑さ このクリームソーダ 全部、思い出だ 全部、消えてしまわないように 抱き抱えた 夏よ、終わるな。 氷よ、溶けるな。
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海
波が打ち寄せる 弱く、強く いつまでも いつまでも 貴女のそばに居たかった でも 遠かった 貴女は何故、海が好きだったの? 貴女は何故、波を好いていたの? 言葉を投げかけるが 答えは返ってこない 当たり前だ 水のなか 透き通り 青く光る 貴女の姿も 見えそうだった 「其方でも、元気にしてますか?」
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